映画『サマーウォーズ』――あの夏の空気を、もう一度

映画

初めて観たときの高揚感も、時間が経ってからふと思い出す余韻も、どちらも大切にしたくなる映画があります。

映画『サマーウォーズ』も、そんな一本なのだと思います。

ここから先では、作品を通して感じた空気感や、観終わったあとに残った気持ちについて、少しずつ言葉にしていこうと思います。

映画『サマーウォーズ』概要

映画『サマーウォーズ』は細田守さんが監督を務める、2009年公開の日本のアニメーション映画です。

あらすじは以下の通り。

あと一歩のところで数学オリンピックの日本代表になれなかった高校2年生・小磯健二は、買い物や行政手続きなどあらゆることができる仮想世界「OZ」の保守点検のバイトをしながら、夏休みを過ごしていた。そんなある日、健二は先輩の夏希に頼まれ、長野県上田市にある彼女の実家に行くことになる。憧れの先輩との旅行に胸を躍らせる健二だったが、夏希は曾祖母・栄の誕生祝いのために集まった親戚一同の前で、突然健二を自分のフィアンセだと紹介する。一方、「OZ」の世界では恐ろしい事態が発生。健二のアカウントが乗っ取られてシステムに障害が発生し、健二が容疑者として疑われてしまう。そして、その障害は世界に危機をもたらそうとしていた。
引用元:サマーウォーズ:作品情報・キャスト・あらすじ|映画.com

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映画『サマーウォーズ』のレビュー・感想

『サマーウォーズ』は、ひと夏の出来事を描いた物語でありながら、家族やつながり、そして現代社会そのものにまで視線を広げた、とても懐の深い作品だと感じました。

公開から時間が経った今観ても、そのテーマは少しも色あせておらず、むしろ今だからこそ響く部分も多いように思います。

物語のテンポは軽快で、ユーモアも随所に散りばめられていますが、その奥にはしっかりとした感情の軸があります。

賑やかなやり取りの中に、ふと立ち止まらせるような瞬間が差し込まれ、気づけば登場人物たちの一挙手一投足に心を預けている自分がいるんですよね。

特に印象的なのは、世代や立場の異なる人々がひとつの方向に向かっていく過程です。

価値観も経験もバラバラな人たちが、それぞれのやり方で関わり、支え合っていく。その姿がとても自然で、どこか懐かしく、温かい。

現代的な題材を扱いながらも、根底に流れているのは昔ながらの「人と人との絆」なのだと感じました。

また、現実世界と仮想空間が交錯する構成も、この映画ならではの魅力です。

どちらか一方が主役になるのではなく、両方が密接に絡み合いながら物語が進んでいくため、現代を生きる私たちの感覚にも自然とフィットします。

便利さと危うさ、その両面を見せながらも、最後に残るのは希望の感触です。

『サマーウォーズ』は、爽快で楽しいだけのエンターテインメントにとどまらず、観終わったあと、家族や身近な人の顔を思い浮かべたくなる映画です。

夏の物語でありながら、季節を問わず、何度でも観返したくなる。そんな力を持った一本だと思います。

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映画『サマーウォーズ』まとめ

というわけで、映画『サマーウォーズ』を紹介してきました。

ちなみに映画『サマーウォーズ』ですが、Amazonプライム会員はプライム・ビデオで鑑賞することができます。

よかったらぜひこの機会に観てみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akarifujishiro)