映画『ドクター・ドリトル』 童話のような空気感を味わう映画体験

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映画『ドクター・ドリトル』というタイトルを聞くと、どこか懐かしくて、少し不思議な響きを感じる人も多いかもしれません。

今回あらためてこの作品を取り上げてみようと思ったのは、派手さよりも「気軽に映画と向き合う時間」を思い出させてくれる一本だと感じたからです。

そんな『ドクター・ドリトル』について、今回は紹介していきたいと思います。

映画『ドクター・ドリトル』概要

映画『ドクター・ドリトル』はヒュー・ロフティングさんの児童文学『ドリトル先生』シリーズを原作として2020年に公開されたアメリカの映画です。

あらすじは以下の通り。

名医ではあるが変わり者で、動物と話せるドリトル先生は、世間から遠ざかり、さまざまな動物たちとひっそり暮らしていた。しかし、若き女王が重い病に倒れたことを耳にしたドリトル先生は女王を救うことができる唯一の治療法を求めて、頑固なオウム、臆病なゴリラら個性的な仲間たちと伝説の島へと出発する。冒険を続ける中で、先生の過去、国を揺るがす陰謀など、さまざまな事実が明らかとなっていく。
引用元:ドクター・ドリトル:作品情報・キャスト・あらすじ|映画.com

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映画『ドクター・ドリトル』のレビュー・感想

『ドクター・ドリトル』は、「動物と話せる医者」というファンタジックな設定を、かなり王道で、やさしい冒険譚として描いた一本です。

ロバート・ダウニー・Jr.が演じるドリトル先生は、どこか風変わりで世間と距離を置いている人物ですが、その佇まいが物語全体の空気を決めていて、騒がしすぎず、静かすぎもしない独特のバランスを保っています。

この映画のいちばんの魅力は、やはり動物たちの存在感。単なる“かわいいマスコット”にとどまらず、それぞれがしっかりキャラクターとして立っていて、掛け合いのテンポも軽やかです。

吹き替えで観ても楽しいですし、字幕で観ると声優陣の豪華さにちょっと驚かされます。

物語を前に進める役割を担いつつ、場の空気を和ませる存在として、動物たちがかなり効いています。

一方で、ストーリー自体はとてもシンプル。先の展開が読める場面も多く、深いひねりや意外性を求めると、やや物足りなく感じるかもしれません。

ただ、その分、肩肘張らずに観られる安心感があり、疲れているときや、気分を少しだけ明るくしたい夜にはちょうどいい作品です。

また、喪失や孤独といったテーマが、あくまでやさしいトーンで織り込まれているのも印象的でした。

重く描かれすぎず、それでいて完全に無視されているわけでもない。

その距離感が、この映画を“子ども向け”に限定しすぎていない理由なのだと思います。

派手な感動や強烈なメッセージを残すタイプの映画ではありませんが、観終わったあとに少しだけ気持ちがほぐれる。

そんな穏やかな余韻を残してくれる『ドクター・ドリトル』は、気負わず楽しむのがいちばん似合う一本です。

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映画『ドクター・ドリトル』まとめ

というわけで、映画『ドクター・ドリトル』を紹介してきました。

ちなみに映画『ドクター・ドリトル』ですが、字幕版・吹き替え版ともにAmazonプライム会員はプライム・ビデオでレンタルですが鑑賞することができます。

よかったらぜひこの機会に観てみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akarifujishiro)