年末の足音が近づいてくると、気が重いな、と思うできごとの到来を感じます。
それは……会社の忘年会!!
忘年会の他、新年会や歓送迎会、その他さまざまなシーンで、
「よし、飲みに行こう!」
という職場、あるんじゃないでしょうか。
一方で、職場の飲み会、どうも好きになれないんだよね。
できれば参加したくない、回避したい。
そんな風に悩む人も多いのではないでしょうか。
飲みニケーションなんて今時オワコン、というおもむきもありつつ、
キッパリサッパリ断りにくい、今後の職場での人間関係が心配、というのも頷けるところです。
なので今回は、いかに角を立てずに上手に飲み会を断って行くか、その方法について紹介したいと思います。
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始めから「飲み会が苦手!」と言い切ってしまう
「いかに角を立てずに上手に飲み会を断って行くか」
はどこへ行ったのか、というツッコミをもらいそうですが……
許されるなら「そもそも私は飲み会には行きません」というキャラ付けができてしまった方が、
今後のことも考えると一番楽チンです。
ちなみに、私の場合はこの方法を部分的に採用しています。
めったに開催されないから、ということもありますが、部署の人たちだけの飲み会はむしろ好きだからです。
ただただ会社全体の忘年会が苦手なだけなので、上司には素直にそのように伝えています。
そんなわけで、会社全体の忘年会に関しては、今年も含めて3年連続欠席の予定です。
では、いよいよ本題に入って行こうと思います。
飲み会の誘いへの断り文句
体のことに関する理由
当日の急なお誘いの場合、最も使いやすいお断りフレーズはやはり「体調不良」ではないでしょうか。
さすがに体調が悪いという人を無理に引きずって行くような職場なら、今後のお勤めを考え直した方がいいかもしれません。
ただし、あまり頻発してしまうと、病弱というイメージがついてしまって、今後のお仕事に支障が出る場合も。
また、普段から元気ハツラツ!といったタイプの方は、嘘をついているのでは、と勘ぐられる可能性もあるので注意が必要です。
なお、自分自身の体調面に関することでは、
飲み会の翌日に健康診断や通院があるのでお酒を控えたい、という理由も比較的使いやすいでしょう。
また、健康診断が行なわれたばかりだった場合、
「結果がよくなかったためお酒を控えている」
という理由も使いやすいと思います。
家庭・子どもの事情
こちらも、急なお誘いの場合に使いやすいお断り理由のひとつでしょう。
お断りフレーズとしては以下の例が挙げられます。
- 子どものお迎えがある・急な予定では子どもを預けたりできない(小さなお子さんがいる場合)
- 家族の体調が思わしくないため、帰って看病したい
- 最近飲み会続きだったため、家族から不評を買っている
- 実家から(義)両親が来ているので帰らなければならない
人の数だけ、それぞれに家庭の事情というのはあるものです。
そして、そこに踏み込むようなことはマナー違反です。
というわけで、自分自身の体調やスケジュールを理由に断りづらい場合は、
家庭の事情を理由にしてみるのも有効な手段でしょう。
ただ、独身で一人暮らしの場合は、使いにくいものがほとんどですね……。
挙げた中でも使いやすいのは実家から両親が来ている、ですが、
その他にも、遠方から友人が泊まりに来ている、という理由を使うのもひとつの手でしょう。
先約が入っている
当日の急なお誘いから、数週先くらいの予定までなら、お断りフレーズとして使いやすいもののひとつでしょう。
誰かとの予定でなくても、「宅配が来る予定で、今日以外受け取れない!」といった、
どうしても家にいなければならない理由を使うのも手です。
派生系として、翌日に朝早くから、もしくは運転するような予定が入っているため、という断り方をするのもアリだと思います。
ただ、本当に予定が入っている場合はそのまま伝えればいいのですが、
嘘の場合はうっかり後からボロが出てしまわないように、発言(SNS等含む)には注意が必要です。
また、(業務時間外のこととはいえ)会社の予定よりもプライベートの予定を優先するなんて!
というタイプの、特に年配の方もまだまだいること。
そうした人の不評を買う可能性については、念頭においておいた方がいいかもしれません。
知ったこっちゃない、と割り切るのが一番だとは思いますけどね。
ちなみに、ひと月やふた月先の飲み会を断りたい場合は使いにくいと思われる「先約がある」という断り文句ですが、
演劇やライブなど、開催日が決まっているチケット制のものについては、
「もうチケットを取ってしまっている」「人気公演のためチケットを取りなおせない」「この日しか公演が無い」
などの言葉を添えることで、回避可能な場合も。
ただし、何の公演なのか、根掘り葉掘り聞いてくる人もいると思いますので、取り扱いは要注意です。
不参加の人が多そうな日しか行けないことを伝える
少し遠回しなやり方ですが、もしその飲み会がしばらく先の予定であり、
参加者に対して候補日のアンケートをとっている場合。
あがっている候補日の中でも
「不参加の人が多そうな日」
を選んで、この日なら参加出来そうです!と伝えるのもひとつの手です。
「行こうという意思はあるんですが、どうしてもこの日じゃないと行けなくて」
という伝え方になるので、角は立ちにくいですね。
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行きたくない飲み会は上手に回避して行こう!
社会人になると、どうしても増えて来てしまう仕事上の付き合い。
ここまで、行きたくない飲み会に対するお断りフレーズの例をいくつか挙げてきましたが、
今後の職場での人間関係をなるべく円滑なものにするためには、以下のポイントを押さえつつ断るのが賢明です。
- 誘ってくれたことに対しての感謝の意は伝える
- 相手が納得できる理由で断る。
- 見え見えの嘘をつかない。嘘をつく場合はバレないよう、アフターケアにも注意。
- 飲み会に行かれないことに対するお詫びの気持ちを伝える
特に3つ目は、嘘がバレてしまうと仕事上の信頼関係にもヒビが入るため、注意が必要です。
断る・断られる側双方にとってストレスフリーな方法で、
行きたくない飲み会は回避しつつ、職場の人間関係は壊さない円満な社会人ライフを送って行きましょう!
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)