ドラマ『Summer Snow』 あの頃のやさしい余韻を振り返る

テレビドラマ

時間が経っても、ふとタイトルを目にしただけで胸がやわらかくなるドラマってありますよね。

物語の細かな展開よりも、そのとき感じた温度や空気感が先に思い出されるような作品。

今回これから紹介するのは、2000年放送のドラマ『Summer Snow』。

2000年前後のテレビドラマならではの雰囲気をまとい、多くの人の記憶に残っている一作です。

ここからはこのドラマが放っていたやさしい余韻や、当時の空気感、そして今あらためて振り返って感じることを、ゆっくり綴っていこうと思います。

あの頃のテレビドラマの魅力を思い出しながら。

ドラマ『Summer Snow』概要

ドラマ『Summer Snow』は2000年にTBS系列で放送された日本のドラマです。

あらすじは以下の通り。

弟妹ら家族を支える青年と心臓を患う女性との恋愛を描く。事故で両親を亡くした夏生は家業の自転車屋を継いで妹や難聴の弟を養っている。夏生は近所の子供と自転車の練習中、偶然通りかかったユキにぶつかりケガを負わせる。次第にユキとは恋人同士になるが、彼女の病が悪化する。
引用元:Summer Snow(ドラマ)|WEBザテレビジョン

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ドラマ『Summer Snow』のレビュー・感想

2000年放送のドラマ『Summer Snow』は、どこか静かで、でも確かな温度を持った作品でした。タイトルのやわらかな響きとは裏腹に、扱っているテーマは決して軽くありません。

それでも観終わったあとに残るのは、不思議とあたたかい感情でした。

主演の堂本剛さんが演じる主人公は、ぶっきらぼうで不器用。けれどその奥にある優しさが、少しずつ滲み出てくる過程がとても丁寧に描かれていました。

堂本剛さんの自然体の演技が心地よく、飾らない言葉や何気ない仕草に、ぐっと胸をつかまれます。

ヒロインを演じた広末涼子さんの存在感も印象的でした。透明感のある佇まいの中に、芯の強さが感じられる。そのバランスが物語全体をやわらかく支えていたように思います。

二人の空気感は派手ではないけれど、確実に心に残ります。

このドラマの魅力は、「特別な奇跡」よりも「日常の中の小さな優しさ」を大切にしているところではないでしょうか。

登場人物たちはそれぞれに事情を抱えながらも、誰かのためにできることを探していく。その姿が押しつけがましくなく、自然に胸に届くような気がします。

2000年前後のドラマ特有の、少し湿度を帯びた空気や音楽の使い方も懐かしさを誘います。

今見ると時代を感じる部分もありますが、それも含めてこの作品の味わいです。

あの頃のテレビドラマには、こうした真っ直ぐな感情の物語が確かにあったように思います。

『Summer Snow』は、大きな声で感動を叫ぶタイプのドラマではありません。けれど静かに、確実に心を温めてくれる。

久しぶりに見返すと、当時とは違う視点で受け止められるかもしれません。

そんな余白を持った一作だと感じました。

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ドラマ『Summer Snow』まとめ

というわけで、ドラマ『Summer Snow』を紹介してきました。

よかったらぜひこの機会に観てみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akarifujishiro)