ドラマ『パンとスープとネコ日和』 アンダンテな暮らしを思う

テレビドラマ

音楽の速度標語のひとつに「アンダンテ」というものがあります。

意味は、歩く速さで。アダージョとモデラートの中間くらいの、適度な緩やかさを表していると言われています。

まさにそんな、アンダンテくらいの、適度に緩やかな生活ってこんな感じなのかな。

そんなふうに感じた作品がありましたので、今回はそれを紹介していきたいと思います。

WOWOWで放送されたドラマ『パンとスープとネコ日和』です。

『パンとスープとネコ日和』概要

今回紹介する『パンとスープとネコ日和』は群ようこさんの同名小説を原作に、2013年にWOWOW「連続ドラマW」の枠で放送された、小林聡美さん主演の日本のドラマです。

小林さんが主演した『かもめ食堂』や『めがね』『プール』、本作の監督・松本佳奈さんが手がけた『マザーウォーター』や『東京オアシス』などとキャスト・スタッフが共通しているので、

特に小林さんの過去作を観ていた人たちにとっては「お馴染みの顔ぶれだなぁ」と感じる部分も多いことでしょう。

なお、本作『パンとスープとネコ日和』のあらすじは以下の通りです。

編集者のアキコ(小林聡美)は、母の突然の死を機に、母が営んでいた食堂を自分でやっていく決心をします。自分のセンスで改装したアキコの新しいお店は、パンとスープだけというシンプルなメニュー。しまちゃん(伽奈)を相棒に2人で切り盛りするなか、アキコはある日現われた1匹のネコと暮らし始めます。そしてアキコの周りには、楽しく世話をしてくれる、商店街の大人たちが……。
引用元:連続ドラマW パンとスープとネコ日和#1 | ドラマ | WOWOWオンライン

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『パンとスープとネコ日和』のレビュー・感想

小林聡美さんやもたいまさこさん、市川実和子さんに加瀬亮さんといったお馴染みの顔ぶれは、

おいしいご飯と花や植物、猫ちゃんに囲まれて、あくせくしすぎず、自分の歩幅に合った丁寧な暮らしをする。

こういう空気感の作品、にやはりマッチしていて、妙な安心感を持って観られる、ともいえる作品だと思います。

作中いくつかの謎がきちんとは回収されないまま残されることもあるのですが、その0か100か、白か黒かハッキリさせず曖昧なままにしておくところも、あるいはこの作品の良さなのかもしれません。

自分が好きなように生きる、好きなことをして生きる、というのは特に昨今のインターネットの世界を覗いていると、

こういったキーワードをエサに自分のお財布を潤わせようと手ぐすね引いている方々であったり、

結果として好きなことをして生きる、ということができているのかな?と首を傾げるような状態の方々をお見かけする機会も少なくないように感じるのですが、

自分は好きなものや人、コトに囲まれて生きるなら、これくらいのんびりゆったりと暮らしたいなぁと思うような作品でした。

まさに音楽用語の「アンダンテ」。
歩く速さで、適度に緩やかに。

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『パンとスープとネコ日和』まとめ

というわけで、『パンとスープとネコ日和』を紹介してきました。

ちなみに『パンとスープとネコ日和』ですが、Amazonプライム会員はプライム・ビデオで鑑賞することができます。

よかったらぜひこの機会に観てみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)

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