傷病手当金の申請〜受給まで。関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)編

休職・退職・転職

実は私は2018年末をもって以前働いていた会社を退職し、現在はアルバイトで生活をしている状態です。

この辺りの事情についてはいずれ機会があれば書こうと思いますが、

そもそも退職前の1年間程度を「休職」という形で過ごしていました。

今回はその休職期間中に収入面で大変お世話になった「傷病手当金制度」について紹介していきたいと思います。

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病気や怪我などで働けない時は傷病手当金の受け取り申請をしよう!

傷病手当金とは?

傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
引用元:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3040/r139

病気や怪我などで、数日ではなくもっと週・月単位と長期に働けない状態になってしまった時に、

仕事を休んでいる本人やその家族の収入が途絶えて生活できなくなってしまう、という事態にならないために設けられた制度、ということですね。

傷病手当金の支給条件

  • 業務とは関係のない理由での怪我や病気であること
  • 仕事に就くことができない状態であること
  • 連続する3日間を含む、4日以上仕事に就けなかった期間があること
  • 休業していた期間について、給与の支払いがないこと

まず1つ目の「業務とは関係のない病気や怪我などでの休職であること」について。

簡単に言うと、業務上・通勤中に発生した怪我などについては労災保険の方で保障しますよ。
だから、それ以外の場面で怪我・病気してしまった時に、傷病手当金を給付するのでこちらで申請してくださいね、ということです。

2つ目と3つ目の、仕事に就けない状態で、それが連続する3日間を含む4日以上であることについて。

業務とは関係のない理由で会社を休み始めてから、連続して3日間のことを「待機期間」といいます。この待機期間分については、傷病手当金は発生しません。

そして、この待機期間3日間以降も働けなかった場合に、この4日目以降からの分が支給対象となります。

待期期間については、有給休暇や土日・祝日等の公休日も含まれるので、この待機期間中は給与の支払いがあったかどうかは関係ありません。

最後に4つ目の、休職期間中に給与の支払いがなかったことについて。

待機期間中は有給休暇を消化していても関係ないですが、
4日目以降は、会社から何かしらの給与・報酬が支払われている場合は、傷病手当金の支給額合計から差し引かれることになります。

有給休暇を消化している場合や、ボーナスなどが発生した場合ですね。

また、会社以外からでも、年金や出産手当金、障害厚生年金や障害手当金、労災保険の休業補償給付など、他の給付制度を利用する場合は、傷病手当金の総支給額から差し引かれることになります。

特に待機期間の考え方などは文面だけでは分かりにくいかと思いますので、以下のページなどを参考にしてみてください。
病気やケガで会社を休んだとき|健康保険ガイド|全国健康保険協会

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申請から支給まで、どれくらいかかるの?

私が所属していた会社は関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)に加入していたため、この項目以降はITSを通じての申請と給付の体験談になります。

自分が働いている会社がITSに加入している場合は、以下のリンク先に目を通していただくとより詳細に支給の条件等確認できるかと思います。
病気やケガで働けないとき| [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

申請方法について

病気やケガで働けないとき|[ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

申請書類や記入方法については、上記リンク先を参照していただければと思います。

特に有給休暇も消化しきってしまって傷病手当金の申請をしよう!と思うくらいの長期の休職期間中は、お給料も発生しないので、1日でも早く支給してほしいと考えると思いますが……

まずはじめに注意しなければならないことは、傷病手当金は月が変わらないと、前月分を申請できないということです。

また、傷病手当金の申請を行ってから実際に支給されるまでの間には、以下のステップが発生します。

自己記入分・申請期間に働けない状態であったことを証明する、医師が記入した書類を用意し、会社に送付

会社側で必要書類の記入し、健康保険組合に送付
(申請期間の傷病手当金の支給額の計算の元となる給与情報とか、この期間は出勤していなかったとか途中で何日出勤したとか、ボーナスなど報酬が一部発生していましたとか、その他いろいろですね)

健康保険組合側で書類等の確認、給付対象であるかの認定と、認定された場合は実際に傷病手当金給付。

ちなみに、関東ITソフトウェア健康保険組合の場合、支給日は10日・20日・月末の3回(土日祝日にかかる場合は全営業日)に行われているのですが、ここまでのことを踏まえると、

申請した翌月の10日が最短で給付金を受け取れる日、と考えてよいかと思います。

最短で、といったのは、私が月がわかってすぐに通院して書類を医師に記入してもらい、自己記入分と合わせて会社に送付した際の給付金を受け取れたスケジュールがまさにその通りだったからです。

ただ、こうした、自分自身で用意する分の書類の提出日以外にも、会社側での必要書類の記入などのスケジュール、10営業日ほどかかる健康保険組合側での審査などの手続きがあるため、さらに遅れる場合ももちろんあります。

ちなみに、総支給額は標準報酬を日割りで計算した値の3分の2となりますが、
対象期間中にボーナスや他の報酬、年金等の別の給付金を受け取っている場合は支給額から差し引かれます。

また、毎月の給与明細の控除の項目を見てみると記載があることが確認出来るかと思いますが、
雇用保険料や厚生年金保険料などについて、私の場合は2ヶ月目の申請以降、
会社に立て替えてもらっていた分などを後から払ったりしていました。
(これが結構痛かった……)

なので、総支給額を丸まるもらえる、ということもないようです。
(この辺りは企業ごとに事情が異なるかもしれないので、詳しくはご自身の会社でご確認ください)

なお、申請状況や支給日については、氏名や保険証番号を伝えれば電話で問い合わせることもできます。
私の場合は、下記のリンク内の『業務部 給付課』宛に一度電話で問い合わせました。
お問い合わせ|[ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

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まとめ

病気や怪我などでやむを得ず働けなくなってしまった場合、明日の生活費をどうしようかと心配になるかと思います。

ゆっくり休むためにも、お金の心配を少しでも取り除くため、利用出来る制度は使う!ということをオススメします。

今回は私の会社が加入している関東ITソフトウェア健康保険組合を例にしましたが、ITS以外の保険組合に加入している会社で働いている方は、ぜひ一度ご自身の会社が加入している健康保険組合のホームページなどを見てみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)

コメント

  1. […] 前回『傷病手当金の申請〜受給まで。関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)編』という記事にて、 […]