豊饒の海〜春のたまご〜

企画

今回も3000文字チャレンジという企画への参加記事となります。
というわけで、お題と企画のルールについてはこちらから↓

今週のお題は『たまご』
というわけでさっそくどうぞ。

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卵と玉子

「たまご」という言葉に漢字を当てはめようとすると、「卵」と「玉子」の2種類あることに気づきます。

この「卵」と「玉子」明確な使い分けのルールはあるのでしょうか?

なんとなくのニュアンスとフィーリングで使い分けてもいいものなのでしょうか?

この2種類の表記方法のルーツや用法について調べてみました。

まず「卵」という表記について。こちらがもともと存在していた感じでの表現方法で、遡れば平安時代から使われていた漢字なのだそう。

現代と同じように、鶏のたまごを主に表現するためのものでしたが、平安時代にはこの漢字を使って「かひこ」と読まれていたそうです。

室町時代に入って鶏の飼育が急激に普及したり、南蛮文化の影響もあって鶏卵を使用した料理がよく作られるようになっていく中で、

丸い形の殻の中に子どもが入っている、という鶏卵の形などから「玉の子」=「玉子」という連想ゲーム的に2種類目の表記方法が、特に江戸時代になってから広がっていき、

元々の「卵」という表記と合わせて、現在でも両方の書き方が残っている状態になっています。

使い分けとしては「たまごの状態」で見るとわかりやすいかもしれません。

たとえば、「卵」という表記であれば、ニワトリのものだけにとどまらず、魚や虫など他の生物のたまごにも使用される漢字として見かけることが多いでしょう。

このように、孵化して育つことを前提とした、いろんな生物のたまごを総称して「卵」と書くことがとても多いです。

他方、「玉子」の場合は、料理に使用されている鶏卵のことを指すケースがほとんどではないでしょうか。

ただ、「生卵」「ゆで卵」など、食べることを前提とした鶏卵でも「卵」という漢字を使用するケースはあります。また、たまご焼についても「卵焼き」と表記する場合もあるでしょう。

これは誤表記というわけではなく、やはり「卵」と「玉子」では明確な使い分けの基準はないようです。

ただ、もしなんとなくでも使い分けておきたい、ということであれば、やはりイメージしやすいのは、料理に使うものか否か、という基準だと考えられます。

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たまごは1日何個まで?問題

さまざまな食材との相性が良く、いろんな料理に使用される「たまご」は、食卓に欠かせない!という人も多いのではないでしょうか。

私自身もそういった面から、動物性タンパク質を比較的手軽に摂取できる大事な食材、という印象が個人的にも強いです。

とはいえ、栄養素を確認してみると、たまご1個あたりに含まれるコレステロールは252mgと、牛肉200g相当に値するので、

血中コレステロール値が気になる、という方の中には、

「1日1個までにしている」
「(コレステロールはほとんどが卵黄に含まれているため)特に卵黄は夜とらないようにしている」

といった風に、摂取を制限している方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ、実はたまごを食べたからといって即血中のコレステロールが増えるわけではない、ということも最近明らかになっているよう。

というのも、私たちの体内に存在するコレステロールのうち、食べ物によって摂取される分は20%程度に過ぎず、

あとの80%は肝臓で合成され、作り出されているかららしいのです。

そして、卵などで外からコレステロールが入ってきた場合は、肝臓での合成量が調整されるようにもできているので、

たまごを1個以上食べたらコレステロール値が…ということをむやみに心配する必要はなさそうです。

とはいえ、たまごはカロリーが1個あたり80kcalあるので、1〜2個ならまだしも、10個も20個もというのはさすがに考えもの。

また、コレステロールの処理がうまく働いていない人や病気の人などは、やはり摂り過ぎるといろんな不具合(動脈硬化や心臓病、脳卒中など)を引き起こす可能性もあり、たくさん食べることを手放しに推奨できるものではありません。

こういったことに心当たりのある人は、かかりつけ医などに、たまごの摂取やその量などについて相談することがベターと考えて良いでしょう。

なお、上記についてのソースなどは1番最後のまとめの部分にリンクを掲載しておきます。

で、ここからは完全に余談なんですが。

今から5年くらい前に、パーソナルトレーニングに通いながら、一度本格的に10kg以上のダイエットを行なったことがあるんですね。

ちなみに私がライザップのような大手さんではなく個人運営のところで、なおかつ普段はどちらかというと整体やマッサージなどがメイン。

トレーニングメニューの認知をもっと伸ばしていきたい、とのことだったので、顔出ししないことを条件にモデルとして少し安く受けさせてもらったんですが。

その時に受けた食事指導でタンパク質の摂取について特に重視するように言われたんですが、やっぱりその時にすすめられたのが、たまごを毎日1個以上、できれば2・3個くらいは食べること、でした。

そういえば当日炭水化物についても言われましたね。

糖質制限ダイエットなんて言葉も流行りましたが、炭水化物を摂取しないようにしてるんです、という方もいらっしゃいますよね。

私が指導を受けたときは、夜は確かに摂らない方がいいですし、控えめにするに越したことはないけれど、完全にカットしてしまうのはあまりオススメしないとのことでした。

というのも、食物繊維といえば野菜!というイメージを持っている方も多いと思いますが、以外と野菜から摂れる量というのは少ないのだそう。

なので、サプリなどで別途摂取してますという方以外は、炭水化物でも一部補える分がまるまる摂れなくなってしまい、要するにお通じに影響が出てしまうのです。

私自身、炭水化物を完全にカットしようとして数日で便秘になったなぁ(笑)

あと、同じ炭水化物でも小麦由来のものよりはお米の方が腹持ちが良かったりと色々メリットも多いのだそう。

この辺りは体質や、あとは通っているジムなどで個々に指導方法も違うと思うので、あくまで私個人の体験談として参考程度に見ておいてくださいね。

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イースター(復活祭)とたまご

イースター(復活祭)といえば、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストの復活を記念・記憶するための、キリスト教にとっては大切な祭りの1つです。

で、その大切なお祭りの際に登場するのがイースター・エッグ。

イースター(復活祭)の休日や春を祝うために特別に飾り付けを施されたたまごです。

元は飾り付けられた鶏卵を指すのですが、とはいえ近年ではアレルギーなどとの兼ね合いもあって、チョコで作られたたまご型のお菓子であったり、上下でパカッと割れるプラスチック製のたまご型の容器にジェリービーンズなどの小さなお菓子を詰めたりと、いろんなもので代用するようにもなってきています。

私自身、10歳頃まで3年半ほどアメリカで過ごす中で、当時通っていた小学校でたまごの飾り付けを行なったり、

プラスチック製のたまご型容器に入ったお菓子をみんなで探して楽しんだりとイースター(復活祭)の行事に参加した記憶があるのですが、

そういえばこのイースター・エッグの由来などについてはあまり知らずに来たなぁ、とこの記事を書きながら思い出したので、せっかくなので調べてみました。

ちなみに、そもそもたまごを飾る、という習慣についてはキリスト教や復活祭などよりもかなり古くから存在しているようです。

というのも、たまごとウサギ、というのは古来から豊穣のシンボルだったようで、さまざまな国や地域でそうした豊穣の願いを込めて、たまごが食卓に並ぶということがあったようなのです。

なお、イースター・エッグの起源については諸説ありますが、代表的なものをここでいくつか取り上げたいと思います。

まず1つ目は、「イエス・キリストの復活なんて、赤いたまご並にありえない」ととある皇帝が言ったから、というもの。さらにいえば、イースター・エッグは四旬節の間の節制が終わったことを祝うためのものである、とも言われています。

※四旬節とは、復活祭前の40日間(四旬とは安息日である日曜日を除いたカウントになるため、日曜を含めると46日間となる)のことを指しています。

この四旬節の間の節制では肉類を食べることが禁じられていました。そして、西方教会ではたまごが肉類の扱いを受けていたことから、東方教会では血を流さずに採られるたまごは酪農食品(乾酪)に分類されていたことから、それぞれ節制期間中の摂取が禁じられていたのです。

次に、イースター・エッグの起源について、2つ目の根強い伝統としては、イースターを祝う時に友人に赤く染めたたまごを送る、というものです。

これは、マグダラのマリアが起源といわれていて、イエス・キリストが昇天した際にローマ皇帝のもとに赴いた彼女が、赤いたまごを贈って「イエスは天に上げられた」ということを示したことに由来しているといわれています。

赤というのは染められたたまごが示すように、イエス・キリストが流した血によって世界が救われたこと、そして、これにより人類が再生することを表しているそうです。

そして、休止している間も内側に新しい生命を宿していることが、たまごそのものが復活の象徴として用いられている理由でもあるのだそうです。

ちなみに、私も参加したことがあるエッグハンティング(隠されたイースター・エッグをみんなで探すというもの)は、

英語圏やドイツなどで伝わっている、イースター・バニーがたまごを隠す、という伝承が由来のようです。

豊饒の海〜春のたまご〜まとめ
というわけで、卵と玉子の使い分けについてや、たまごは1日何個まで?といった話や、イースターについてなど、取り止めもなく書いてきました。

たまごは1日何個まで?の話題については、こちらもあわせて参照ください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)

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