今年の大河は『どうする家康』で主に戦国時代を舞台としているようですが、
過去の歴史上の人物・事象を描く大河ドラマには大河ドラマの面白さがありながら、同時に実写・漫画やアニメに関わらず、タイムスリップものも面白いよな、と思ったりする今日この頃です。
そんなこんなで、今回はタイムスリップものの作品として映画『本能寺ホテル』を紹介したいと思います。
映画『本能寺ホテル』概要
映画『本能寺ホテル』は『プリンセス トヨトミ』も手がけた鈴木雅之監督による日本の映画。
あらすじは以下の通り。
勤めていた会社が倒産してしまい、流されるままに恋人のプロポーズを受け入れ、京都へとやって来た天真爛漫な女性、倉本繭子。ふとした手違いから路地裏にあるレトロなたたずまいの“本能寺ホテル”にチェックインすることに。するとなんと、ホテルのエレベーターは1582年の本能寺に繋がっていた。やがて織田信長と出会った繭子は、ふたりで京都の町を見物するなどして彼の意外な人柄に惹かれていくのだったが…。
引用元:映画 本能寺ホテル(2017)について 映画データベース – all cinema
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映画『本能寺ホテル』のレビュー・感想
積極的にやることが見つからず、周囲、特に恋人に流されがちな主人公・繭子と、日本の歴史の中でもかなり劇的な事件である本能寺の変の時へのタイムスリップ。
一言で言えば、自分探し@戦国時代という感じの作品でしょうか。
個人的には主人公・繭子の彼氏が、いくら繭子が「何でもいいよ〜」的な態度の女性だったとして、
本人に相談するより先に親に結婚式の時期を確定事項のように言っていたり、繭子に相談もせず披露宴?の会場を女友だちに相談して決めていたりした点が気になりすぎて、
途中まで「繭子、そいつからはモラハラ臭がするから逃げたほうがいい!!」という感じで気を取られすぎてしまった点が否めないんですが……
信長様も蘭丸もさすが堤真一さんに濱田岳さんという感じで良かったんですが、タイムスリップのキーとなるもの・行動がやや信長様や本能寺の変との繋がりが弱いような…?という感想がつい頭をもたげてしまうところもありました。
綾瀬はるかさんは可愛いしハマり役で、また無理に歴史改変をしようとすることもなく、それでいて今回のタイムスリップの経験が主人公の未来を切り開いてくれているラストは良かったとは思います。
単調と感じるか、面白かったと感じるかは、好みの分かれるところかな……(わたしはどちらかというと前者)
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映画『本能寺ホテル』まとめ
というわけで、映画『本能寺ホテル』を紹介してきました。
ちなみに映画『本能寺ホテル』ですが、Amazonプライム会員はプライム・ビデオで鑑賞することができます。
よかったらぜひこの機会に観てみてください。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akarifujishiro)