「老後2000万円問題」を始め、お金の心配、というものは常に付きまとうもの。
そこで、手元の資金を利用してなんとか資産を増やせないものか、と1度ならずとも考える人は多いかと思います。
そして、貯金であったり積立NISAであったり、確定拠出年金であったりと、資産を増やす方法は色々と検討されるかと思います。
ただ、特に日々の暮らしがやっとで、そうした資産形成に回せる余力がない方もいらっしゃるでしょう。
そんな時、手持ちのお金ではなく、たとえば各社で貯めているポイントを投資などに回せたら便利ですよね。
最近ではSBI証券がTポイントでの投資を可能にしたりと、そうした手段は色々増えてきています。
今回はそうした「ポイントでの投資」のなかでも、楽天証券を利用した、楽天ポイントのみでの投資について書いていきたいと思います。
なお、私の場合、購入しているのは「投資信託」です!
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投資信託を楽天ポイントで買う際の流れ・注意点など
楽天証券では以前は1,000円以上からしか購入できなかった投資信託も、2017年5月17日からは100円から、とハードルが下がり、
さらに2017年8月26日からは、楽天ポイントで投資信託を購入することが可能になりました。
ただし、注意が必要なのが、楽天証券での株や投信の買付に使える楽天ポイントは「通常ポイントのみ」であるということ。
期間限定ポイントなどは対象にはならないということです。
楽天の期間限定ポイントには、以下のようなものがあります。
- 楽天スーパーセールなどでもらえるボーナスポイント
- 楽天ギフトカードによるチャージポイント
また、お手持ちのクレジットカードや、使っている銀行のポイントプログラム、マツモトキヨシを始めとしたお店のものなど、
これを機に提携先各社から楽天ポイントに換えてしまおう、と思われた方、多いかと思います。
ですが、こうした提携先他社から交換した分のポイントは楽天証券での買付には利用できません。
Tポイントとかうまく移行して使えないかなぁと思っていただけに……残念です。
楽天ポイントを無料〜安価で貯める方法
楽天ポイントは通常、楽天各サイトでは100円ごとに1ポイント・実店舗などでは200円ごとに1ポイント付与されますので、最低でも1万円以上の買い物で100ポイント貯まります。
また、楽天市場での買い物以外でも、楽天トラベルを始めとしたグループ各サイトや楽天ポイントカード、楽天ウェブ検索や楽天スーパーポイントスクリーンのアプリを利用することでポイントを貯めていくことができます。
私自身は楽天銀行に口座は持っているものの、楽天コードで各種支払いをまとめたり、楽天市場をヘビーに使ったりなどはしていませんが、
そんな私でも1ヶ月1階程度は最低限買い付けができているので、主に利用しているポイントの貯め方を下記にまとめておきたいと思います。
- 楽天スーパーポイントスクリーンで毎日広告クリックポイントを貯める
- 楽天ウェブ検索で毎日検索ポイントを貯める
- 提携している各社の実店舗でポイントカードを提示(ファミマ・ミスド・ココカラファインなど)
- 楽天市場はお買い物マラソン・楽天スーパーSALE・超ポイントバック・買ったら倍キャンペーン(楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナの勝利試合の翌日)期間中に利用する(要キャンペーンエントリー)
- 楽天アフィリエイトやROOMの売上でポイントでの支払いを受けている場合はその売り上げの一部を回す
楽天市場での買い物については、キャンペーンによってプラスアルファでついたポイントは期間限定ポイントになってしまうので、直接投資には使えないのですが、
その後の楽天各サイトや実店舗での会計時に端数処理をしたりすることで買い物が便利になるという側面があるので私は利用しています。
上記以外だと、もし国内出張がよくある会社にお勤めで、ホテルの手配を自分自身で行える方は、楽天トラベル経由などで予約しておくと、実質無料でポイントを貯めることができます。
また、楽天カードをお持ちの方は公共料金や携帯代の支払いなどの生活費の支払いを楽天カードにまとめるのも有効な手段のひとつですね。
電気供給会社の切り替えに抵抗がない方は、楽天でんきに変えてしまうというのもひとつの手段です。
ちなみに楽天でんきの場合、50円分から楽天ポイントでの支払いが可能となっていて、期間限定ポイントから優先して支払いに充てられるので、
楽天や実店舗での買い物時に利用する機会が少ない人は、生活費を引き下げる目的では利用してみることもオススメです。
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購入する投資信託の銘柄の選び方
楽天証券では2,000種類を超える銘柄から投資信託を購入することができます。
これだけあると、どの銘柄を選んだらいいのか悩みますよね。
ひとつ、大きな目安としては、
「ノーロード(買付手数料0円)」
の銘柄を選ぶことが挙げられます。
手数料はかからないに越したことはない、ということですね。
ただ、ノーロードの銘柄だけでも1,000種類を超えるので、更なる絞り込みが必要となるわけですが……
正直にいうと、初心者には難しいよね……と思うところであります。
そういう方の場合は、多くの人が買っている銘柄であったり、または実績をしっかり残されている方が購入している銘柄にしてみる、というのもひとつの手かと思います。
私自身は銘柄選定の際、以下のような本を読んでみたり、
借金生活から見事に復活し、着実に資産を増やしていった過程を紹介されているてっぺさんのブログ『てっぺのマネーハック』を参考に選びました。
キーワードとしては、
「投資の基本はリスク分散」
ということで、国内銘柄だけに留めず、全世界に投資先を分散しているような銘柄、ですね。
具体的名を挙げると、私は『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』という銘柄で、コツコツと資産を育てている途中です。
まとめ
今年に入ってから始めたばかりなので実績らしいものはお見せできないのですが、
- 少しずつ無理なく
- 自分のお財布を開くこともなく
- 途中で切崩さずに育てていく
ことが、この楽天証券での投資信託の目標です。
また進展があったり、ある程度実績ができてきたところで、このブログでも紹介していきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)