今回はていないさん(@tei_nai)のこちらの企画が面白そうだったので参加させていただくことにしました。
2019年にリリースされた曲と限定されていないので、それ以前に発売された曲ばかりになっています。
また、今回特に順位はつけないことにしました。
というわけで、藤代的今年のベストソングス5選を紹介していきたいと思います。
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Lemon/米津玄師
ボーカロイド楽曲を学生の頃よく聴いていたので、米津玄師さんがハチ名義で投稿していた曲もよく聴いていました。
とはいえ、ご本人が歌唱もするようになった頃にはそうした音楽も聴かなくなっていたので、思わぬ再会を果たした、みたいな感じになりました(笑)
『Lemon』はきっとほとんどの人がご存知の通り、大ヒットしたTBS系列のテレビドラマ『アンナチュラル』の主題歌でもありました。
米津玄師さんにとっては初のドラマタイアップとなる曲だったそうです。
私自身はドラマを見ておらず、ただ街中で流れるし紅白もあったので、受動的に耳にする機会はあった。
けれど、改めてちゃんと聴いてみようと思ったのは、米津さんが本楽曲を制作している過程で祖父が亡くなったこと、それがこの曲に与えた影響などを後になってから知ったからです。
米津玄師が『アンナチュラル』主題歌“Lemon”で歌った、「大切な人を失うこと」とは?
今年は、有限会社佐藤葬祭という葬儀会社の3代目代表・佐藤信顕さんが、以下の信念に基づいて開設されているYouTubeチャンネル『葬儀葬式ch』に出会った年でもありました。
遺体や火葬の話というのは表立って話すにはとても生々しくて、あまり語られることのないままでした。
ですが、私は「ウソではない、本当の情報を届けたい」。そんな思いから、YouTubeで「葬儀・葬式ch」という動画配信を始めました。
引用元:「遺体と火葬のほんとうの話」
そうした、人の死というもの、弔いというもの、に関して常よりよく考えた年であったからこそ、このLemonも心に響いたのかもしれません。
YouTubeチャンネル『葬儀葬式ch』の内容に基づいて出版された、『遺体と火葬のほんとうの話』という本のレビューも書いています。
ご興味のある方は、こちらもどうぞ。
青い春/back number
友達がよく「back numberいいよー!」といっているのは聞いていたんですが、なんとなく自分からは聴きに行かずに2019年に突入。
走行しているうちにお付き合いしている方のプレイリストに入っていた関係で、ドライブ中に耳にする機会が増えまして。
そんなback numberの中で特に印象に残ったのが、この『青い春』という曲でした。
2012年に放送された、長澤まさみさん主演の『高校入試』というドラマの主題歌として書き下ろされたということもあり、
タイトルの通り「青春」を感じられる一曲です。
「踊らされている」「踊りながら」という繰り返し登場するフレーズ。
大人や世間に対して感じるままならなさ。そうして感じる違和感の中で、なかなか自分らしくいられない環境。
そのことに対してもがいたりする。そうした思春期らしい葛藤が随所に現れています。
大人になっても、ままならないことってやっぱりあるんですけどね。だからこそ、心に響いたのかもしれません。
back numberの曲の中でもめずらしく公式にフルバージョンのPVが公開されているので、よかったらぜひ聴いてみてくださいね。
余談ですが、今彼の車にはドラレコがついていません。ドライブに行くと車内カラオケが繰り広げられたりするんですが、いずれドラレコ買ったらそれも出来なくなるのかな……
(ドラレコが必要になる場面がないに越したことはないんですけれども)
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パプリカ/Foorin
こちらも自分から積極的に聴きに行った曲ではないのですが、主に職場でよく流れていた曲で印象に残ったもの。
有線ではなさそうなので、誰かの端末のプレイリストなのかSpotifyから流しているのか出どころもさることながら、
今回記事を書くに当たって調べてみるまで、アーティスト名も曲名も存じ上げませんでした……申し訳ない。
(歌詞から検索をかけてこうした情報にたどり着けるのは大変ありがたい世の中ですね)
で、街中とかでもやたら聴くなぁと思ってはいたんですが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの応援ソングに選ばれているんですね!
そのことも今回の記事を書くに当たって調べている中で初めて知りました……
2019年現在、中学生の男の子が2人、小学生の女の子が3人で構成されているFoorin。
曲は米津玄師さんがプロデュース、ダンスの振り付けについては世界でも高い評価を受けている辻本知彦さんと菅原小春さんが担当されているということで、
今だいぶ熱いグループですね!
今年の夏頃はNHKの「みんなのうた」でもよく流れていたようなので、聴く機会が多かったなぁという人もいらっしゃるかもしれません。
可愛らしい歌声と印象的なフレーズが頭に残りやすいこの曲、来年にかけて、さらに耳にする機会が増えそうではありますが、
まだ聴いたことないよー!という方、下記のNHKの公式チャンネルからぜひチェックしてみてください。
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ
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Monster/嵐
2020年をもって活動を休止することを発表した、国民的アイドルグループ・嵐。
そんな彼らの公式YouTubeチャンネルが開設されたことは記憶に新しいと思います。
チャンネル開設とともに『A・RA・SHI』『Happiness』『truth』『Love so sweet』『Monster』と5曲、フルバージョンのMVがアップロードされたことも話題になりましたよね。
で、見事にこれまで一度も聴いたことがなかったのが、『Monster』だったんです。
デビュー曲『A・RA・SHI』は当時テレビで観ていましたし(上半身スケスケの衣装が印象的でした)
『Happiness』は『山田太郎ものがたり』、
『Love so sweet』は『花より男子2』、
『truth』は『魔王』の、
それぞれ主題歌になっていたテレビドラマを観ていました。
ですが、『Monster』が主題歌だった『怪物くん』だけは観ていなかったんですよね……
で、特にこの5曲の中では『truth』が好きだったんですが、
『truth』好きな人は『Monster』も気にいるはず!
といった書き込みを見かけまして、興味を持って実際に動画を観に行ってみました。
半信半疑でしたが、まぁまんまとハマりましたよね(笑)
そんなわけで、特に『truth』が好きで、私のように『Monster』が未視聴の人、もしいたらぜひ聴きに行ってみてください。
心臓が止まるまでは/THE BACK HORN
昨年末から今年の2月の武道館公演まで行われていた、結成20周年アニバーサリーツアー
THE BACK HORN 20th Anniversary 「ALL TIME BEST ワンマンツアー」~KYO-MEI祭り~
私は今年2月に行われた締めの武道館公演に行っていまして、それに際してこんな記事も書きました。
THE BACK HORN〜いつものドアを開けた先にいるとは限らないバンドの話〜
武道館ではこれまで、今年を含めて3回公演が行われてきたのですが、そのすべてに参加してきました。そんな風に私にとっては思い入れの深いバンドであるTHE BACK HORNからも一曲ピックアップしました。
「日本三大鬱バンド」称されているくらい、彼らの歌詞は一見明るくないものも多いのですが、それでもボーカルの声のおかげもあるのか、不思議と
“その落ち込んだ状態に浸っていない”
“泥臭くてもカッコ悪くても諦めずに前へ進もうとしている”
感じが出ていて、なんだか勇気づけられるんですよね。
なお、今回の曲は今年の10月23日に発売されたアルバム『カルペ・ディエム』から。
ちなみに、「カルペ・ディエム(Carpe diem)」はラテン語であり、古代ローマの詩人・ホラティウスの詩に登場する語句。
「その日を掴め/今を楽しめ」と訳されるのだそうです。
藤代的「2019年ソングランキング俺的ベスト5」まとめ
というわけで、今回は私にとっての2019年のベストソング5を書いてきました。
最近テレビを全然観なくなって流行に疎くなっているなぁと感じたりしますが、そんな中でも出会う曲というのは、ある意味では運命的なものなのかもしれません。
来年はどんな曲に出会えるのか、今からとても楽しみです。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)