今回も3000文字チャレンジという企画への参加記事となります。
というわけで、お題と企画のルールについてはこちらから↓
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「ルールが綺麗にまとめられてる!」
「すごいでしょ?」
「え?主催者が作ったの?」
「そんなわけ無いじゃない。ねこまにあさん、素敵な人よ」
「やっぱり。あいつがこんな事やるわけないか」
「もう、助けられっぱなし」#3000文字チャレンジ は皆様のおかげで成り立っております。 pic.twitter.com/p6QzrnGSgx
— 3000文字チャレンジ公式アカウント (@challenge_3000) April 11, 2019
今回のお題は「クリスマス」。
それでは早速どうぞ。
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クマにパンツ
クリスマスという言葉を聞いて真っ先に思い浮かべるワードがサンタクロースにプレゼント、であるのが自分でもなんとも日本人らしいなと思います。
小学生の頃にアメリカに住んでおり、また中高とカトリック系の学校に通っていたのでクリスマスミサといったものともそれなりに縁があったんですが、
イマイチそこで目に耳にする宗教観が自分の中でハマらず、距離を置くようになってしまったことも私にとってはひとつの原因かもしれません。
大学もプロテスタント系ではあったんですがそういった授業が必修ではなかったので一切履修しませんでしたしね。
とまぁ、私と宗教の話は置いておいて、サンタさんとプレゼントの話です。
この記事を読んでくださっている方は、サンタさんの存在をいくつの時まで信じていたでしょうか?
私自身は、特に大きなきっかけはなかったように思うのですが、なぜだか自然と、小学校も高学年になると、サンタクロースの招待はどうやら両親らしい、という風に認識していました。
でも、3つ下の妹との間に不平等が生まれてしまうので、自分は小学生の間までもらい、
中学に上がったらサンタさんのプレゼント配りの対象からは卒業したんだ、という形でやり過ごしていました。
なので、妹も小学校卒業まではサンタさんから、という形でもらっていましたね。
その中でも印象的だったクリスマスプレゼントは、幼稚園年長&小学校1年生の時にもらったプレゼントでした。
まず、幼稚園年長の時ですが、気持ちいいくらいふかふかのピンクの毛のクマのぬいぐるみをもらいました。
で、その頃はマンションに住んでいたんですが、まぁ当時はまだ純粋な子どもだったので(笑)
「ウチにエントツはないけど、サンタさんはきてくれるのか」
ということをとても心配していたんですね。
で、いざクリスマスイブの夜。
サンタさんはなんとベランダにプレゼントを置いていってくれました(笑)
特にそれより前にプレゼントを購入して隠されていたという怪しさみたいなものは当時感じることもなく、
わりと自然に、煙突がない我が家なのでかわりにベランダに置いていってくれたんだなぁという演出(?)がしっかりしていて(笑)
ベランダから空に向かって、サンタさんにお礼を言った記憶があります。
幼稚園生の子供が起きている時間帯なのであまり遅くはなかったと思いますが、今考えるとご近所さんにはちょっと迷惑だったかな(笑)
そういうことをするのってこんな時か節分の時かくらいだったと思いますし、もう時効ってことで許されたいです。
で、その翌年ですね、小学校1年生のクリスマス。
このお気に入りのクマのぬいぐるみが裸のまま過ごしていることをかわいそうに思ったのか、服が欲しいとお願いしたんです。
何の本を読んで影響を受けたのかはもう覚えていないんですが、
イメージとしては、真っ白なドレスっぽいネグリジェにこちらも白いナイトキャップっぽいものをイメージしていたはずなんです。
ただですね、届いてみたらドレスっぽいネグリジェの方は合ってたんですが、ナイトキャップの代わりに届いたものがなんと
パンツです。
繰り返します。
パンツが届きました。
というわけで、白いパンツを履いでドレスを着たクマのぬいぐるみが出来あがりました(笑)
まぁ代わりに、カチューシャっぽい飾りもついてたんですけどね(笑)
しかし今考えてみるとダッフィーなどのように服までセットで流通していそうなクマではなかったはずなので、よく服を用意できたなぁ、とも思います。
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白く染まりゆく街路樹を駆け抜けるとき
『きよしこの夜』などの昔からあるクリスマスにちなんだ曲から、
日本換算だと昭和以降のヒットチャートに載ったクリスマスにちなんだ名曲まで、
この時期は実にいろんなクリスマスソングを街中で聴くことになります。
たとえばですが、邦楽なら稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』とか、広瀬香美の『ゲレンデがとけるほど恋したい』『ロマンスの神様』だったり、山下達郎の『クリスマス・イブ』、松任谷由美の『恋人がサンタクロース』といった曲、
あとは洋楽だとWham!の『Last Christmas』とかMariah Carey(マライア・キャリー)の『All I Want for Christmas Is You』といった曲は世代ドンピシャかと言われると微妙なところですが、
なんだかんだ毎年聴いているおかげで、自分の中で懐かしい〜!って感じるラインにいますもんね。
逆に世代っていうとどの辺になるんですかねぇ……BoAの『メリクリ』とか、中島美嘉の『雪の華』、レミオロメンの『粉雪』や桑田佳祐の『白い恋人達』あたりなんですかね……
さて、そんなクリスマスソングの中に、竹内まりやさんの『すてきなホリデイ』という曲があります。
これだけではピンとこない方、
「クリスマスが今年もやってくる CM」
などで検索してみましょう。
ケンタッキーフライドチキンのこの時期のCMなどでよく流れている曲ですね。
CMで流れているのはこの曲のサビの部分に当たるのですが、歌詞はこんな感じ。
『クリスマスが今年もやってくる♪
悲しかった出来事を♪
消し去るように♪
さあ パジャマを脱いだら出かけよう♪
少しずつ白くなる♪
街路樹を駆け抜けて♪』
で、何年くらい前か忘れたんですが、おそらく某有名掲示板サイトで見かけたこの曲の替え歌がありまして。
これがなかなか闇が深い。
『クリスマスが今年もやってくる♪
楽しかった出来事を♪
消し去るように♪』
楽しかった出来事を消し去るようにクリスマスがやってきてしまった。
リア充爆発しろーーーー!!
の系譜を感じますね。
さて、こんな闇深きクリスマスの訪れに対して、歌詞はそのままに、続きを見てみましょう。
『さあ パジャマを脱いだら出かけよう♪
少しずつ白くなる♪
街路樹を駆け抜けて♪』
そもそもこの曲の歌詞、パジャマを脱いだら何を着て街に出掛けるのか、書いてないんですね。
まぁメロディのことなどを考えれば、歌詞が省略されることはママあることだとは思うのですが、
楽しかった出来事を消し去られたクリスマス、パジャマを脱いで何も着ずに、白く染まりいく街路樹を駆け抜ける。
そんな、リア充爆発して欲しい勢のヤケっぱちによって生まれる悲哀を描いているように見えてきませんか??
浮かれポンチな街のムードにヤケを起こしそうになったら、家に引きこもってあったかくして寝ることをオススメしたいです。
とまぁ、そんなくだらない内容をお届けしました。
竹内まりやさんには心を込めて謝罪をしたいと思います、どうも申し訳ありませんでした。
あと、ケンタッキーフライドチキン食べたい。
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クリスマスとチキンの因果関係
ケンタッキーフライドチキンで思い出しましたが、クリスマスのご馳走=チキン、になりつつあるのはなんでなんですかね?
ということで、ついでに調べてみました。
まず、クリスマスになぜチキンなのか、について、その由来にはいろんな説があるようです。
ひとつにはヨーロッパ人たちがアメリカへ渡った開拓時代に、祖国にいた頃と比べて自由に牛や豚、羊などを飼えないという状況から、かわりに七面鳥をローストして食べていたという説。
日本ではそこまでメジャーではない七面鳥ですが、鶏より体が大きいので、丸ごと一羽焼くと多くの人のお腹を満たすことができるんですね。
また別の説では、同じくアメリカ開拓の時代に、厳しい冬を超えずに困っていたヨーロッパ人たち(特にイギリス)に対して、
すでに当地で農耕の文化を持っていた先住民族・インディアンたちが食糧を分け与えてくれた際、その中に七面鳥をローストしたものが含まれており、その時代以降、
「お祝いの席では七面鳥」
という文化が定着したようです。
特に、アメリカでは11月の第4木曜日、ブラックフライデーの前日に「感謝祭」という収穫を祝う祭日があるのですが、
「Thanksgiving Day」という本来の名称の他、「Turkey Day」なんていう通称があるくらいなので、この日に七面鳥を食べる、ということがかなり文化として定着していることがわかります。
日本で最初にクリスマスというものが伝わり、祝われたのが、かのフランシスコ・ザビエルが来日した戦国時代まで遡るのですが、
本格的に日本でクリスマスが定着するようになったのは明治維新以降。実際に、この時期から欧米の文化が取り入れられたことで、クリスマスパーティーといったイベントが行われた記録が多く残っているようです。
その際は元の国の風習に従って七面鳥をローストしたものが料理として出ていたようですが、ただ、この七面鳥、やっぱり鶏と比べると日本ではなかなか手に入りにくいという部分があります。
なので、アルミホイルが巻かれた取手のついた、ローストチキンを食べてきた、という人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、七面鳥の代わりにチキンを、というよりもクリスマスにはチキン、というイメージ、やはり1970年代に日本でケンタッキーフライドチキンが流行し始めたという影響も強いようです。
やっぱり強いですね、ケンタッキーフライドチキン。
Happy Xmas!まとめ
というわけで、ここまでクリスマスについてのあれこれをまとめてきました。
ひとまずこの投稿がクリスマス当日に間に合ってよかったです(笑)
今年はひとまずチキンは食べましたがケーキを食べる予定がないので、25日を過ぎてお値段が下がったものに出会えたら、せっかくなので食べようかな、なんて思っています。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)