今回も3000文字チャレンジという企画への参加記事となります。
というわけでまずはルールのおさらい↓
【宣伝】
「ルールが綺麗にまとめられてる!」
「すごいでしょ?」
「え?主催者が作ったの?」
「そんなわけ無いじゃない。ねこまにあさん、素敵な人よ」
「やっぱり。あいつがこんな事やるわけないか」
「もう、助けられっぱなし」#3000文字チャレンジ は皆様のおかげで成り立っております。 pic.twitter.com/p6QzrnGSgx
— 3000文字チャレンジ公式アカウント (@challenge_3000) April 11, 2019
今回のテーマは「私を熱くさせた○○」。
早速今回も書き進めていきたいと思います。
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「熱しやすく冷めやすい」
あっという間に物事に熱くなることができる代わりに、同じくらいあっという間にその物事に対しての興味が薄れてしまうという意味合いの言葉です。
ようするに「飽きっぽい人」ということでマイナスの印象を持たれることもありますが、
フットワークが軽いということにも繋がりそうなそんな性質は、けして悪いことではないように思うのです。
さて、今回の3000文字チャレンジのテーマは「私を熱くさせた○○」
多くの人が、あんなこと、こんなこと、あったでしょう。と体験を掘り起こして書きやすいテーマの1つだと思います。
ところがこのテーマ、私にとっては少々難しい。
もちろん、好きなものや趣味などはきっと人並程度にはあるので、そうしたものについて書いてみればいいのかもしれません。
けれど、そうしてみようとすると、どうしてもなんだかしっくり来ないのです。
その原因はどこにあるのか。
それは、私の好きなものや趣味に対する熱意というのが、わかりやすく今!沸騰した!というよりも、
じっくりコトコトと弱火で、人肌よりは暖かいけれど沸騰するほどの温度ではないところで煮込まれてストップすることが多いからなのではないかと思うのです。
松岡修造氏が目の前にいたら、
「もっと熱くなれよ!!!」
と叱咤されることでしょう。
そう考えると、瞬間最大風速的沸騰でも熱くなれたなら、熱しやすく冷めやすいも悪くないのでは、とも考えるのです。
とはいえ、このままでは3000文字チャレンジ達成とはなりません。さて、どうしたものか。
思考を巡らせると、こんな考えが浮かび上がりました。
折しも今回のお題解禁日である2019年3月7日は、暦の上では春だというのに雨が降り、東京は肌寒い1日でした。
脳内のイマジナリー松岡修造氏にご満足いただけるような、魂が情熱の炎で焼き尽くされるようなエピソードが浮かばないのなら、
己が身を物理的に熱くしてくれるホットな話題について書いてみたら良いのではないかと。
というわけで、今回は平熱35度台という低体温を誇る私の、冬から春にかけてを乗り切るための防寒セットをお届けしたいと思います。
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湯たんぽ
夏の冷房、冬の暖房。あったら快適なんですが、エアコンを付けっ放しで寝ると、私は必ずと言っていいほど風邪を引きます。
その代わり、着込んでも着込んでも底冷えのする寒い日には、私は湯たんぽを用意して就寝します。
従来の湯たんぽは、お湯を沸かして容器に入れるという手間がどうしてもかかってしまったり、時間の経過とともに徐々にぬるくなってしまうといったデメリットもありましたが、
最近は電気タイプのものも出ているので、就寝時のみならず、デスクワークの時から家でまったり休んでいる時まで、いつでも手軽に体を温められるようになってきています。
貼るカイロ
鉄が空気中の酸素と反応して酸化する、そんな化学反応が起きる時に発する熱を利用しているのが、使い捨てカイロです。
この使い捨てカイロのうち、貼るタイプのものをよく使っています。
火傷などには注意する必要がありますが、出先で暖をとるには、場所を取らないし揉んだりしなくてもいいので手軽なんですよね。
冬場以外でも、たとえば生理痛がひどい時などにも貼ったりしています。
生理痛といえば、内くるぶしから指4本分のところにある「三陰交(さんいんこう/別名「婦人の三里」)」というツボを温めることで痛みが緩和する、ということを学生の頃保健の先生から聞いたことがあります。
足腰の冷え全般に効果があるとも言われているので、家で過ごしているときはそのツボをめがけた位置に湯たんぽなどを設置するとよいかもしれませんね。
ヒートテック
寒い季節、インナーとして着るものの定番となってきている、ヒートテック。
世界的な繊維メーカーである東レとの共同開発で生まれ、
体から蒸発した水分を熱エネルギーに変換する「発熱機能」と、繊維の間にできる空気の層が熱を逃がさないという「保温機能」が特徴で、
薄くて軽いのに暖かい、ということで、2003年に発売されてからユニクロの大ヒット&定番商品となっています。
そんなヒートテックですが、通常盤のものの1.5倍暖かい極暖タイプ(エクストラウォーム)や、極暖タイプのさらに1.5倍暖かい超極暖タイプ(ウルトラウォーム)など、より上位の機能性を持ったものが登場したり、
インナーウェアだけではなく靴下やタイツ、帽子、手袋やマフラーなど、体を温めてくれるアイテムの種類も増えて、年々進化を遂げてきています。
そうして多くの人にとって、寒い日に寄り添ってくれるマストアイテムとなりつつあるヒートテックですが、
その商品の特徴から、着用が推奨できないシーンがあるということも、最近周知されてきています。
1つ目は運動する時。
運動している時、人は多量の汗をかきます。
そんな時に、人から発せられる水分で発熱するヒートテックを着ていると、体が熱くなってさらに汗をかき…
結果、ヒートテックの吸水性を上回るほど汗をかくことになり、そのために体が冷えてしまう、といった現象が発生してしまいます。
通常の運動・スポーツの時もそうですが、さらに言うと、雪山登山時にはヒートテックは厳禁です。
なお、ヒートテックの着用を避けた方がいい2つ目のシチュエーションは就寝時です。
夜寝る時の布団の中は、自分自身の体温が保温された状態で保たれます。
そこにヒートテックが加わると、ヒートテック自体の保温機能によって、より熱がこもりやすい状態になってしまいます。
あとは運動する時と同様に、熱さによって汗をかき、ヒートテックが発熱し、また汗をかき…というループが発生してしまい、布団の中は蒸し風呂状態になってしまいます。
なお、上記のシチュエーションの他にも、化学繊維に対してアレルギー症状が出る方や乾燥・敏感肌の方は、直にヒートテックを着用しないこと(下にコットン100%のものなどを着ること)が推奨されています。
また、ヒートテックを洗濯する際は、乾燥機を使わないようにすることが大切です(注意書きにもきちんと書かれています)
これは使われている繊維の性質上、ヒートテックが乾燥機の中で非常に高温になってしまい、ヒートテックそのものも勿論のこと、乾燥機自体にもダメージを与えてしまうことになるからです。
寒い日を暖かく過ごすためにも、用法容量は守って正しくヒートテックを使いましょう。
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私を熱くしてくれる(物理)ものまとめ
ここまで書き終わって、ふとした疑問が頭をよぎりました。
「松岡修造氏がヒートテックを着たらどうなるんだろうか」
もちろんスポーツをやる際の着用は厳禁です。
されど、日常生活の中で、松岡修造が冬の寒さ辛い、といった具合で、たまにはヒートテックを着用したい日もあると思うんですよね。
松岡修造氏も人間だもの。
寒い、暖をとりたい、といった瞬間があってもおかしくはないはず。
ただ、あれだけ魂がホットな方なので、もしかしたら、特段の防寒対策をせずとも己が身ひとつで冬を乗り越えられるのかもしれません。
ところで松岡修造氏といえば『太陽神』なんて言われていて、
彼が滞在する場所は熱くなる。
彼が海外に行ってしまうと日本の気温が下がる。
なんていう都市伝説的な噂が存在していたこともありました。
実際に2014年のソチオリンピックの際に松岡修造氏が現地へ向かった時に、雪が溶けて海水浴さえも出来てしまいそうな気温になった現地に対して、日本では大雪が降った。
2014年の4月に彼が日本を離れた際は、桜と雪とのコラボレーションが見られるくらいに気温が下がった。
といったことを始めとした、いろんなエピソードがあったりもします。
この事から日本の気温が下がると松岡修造氏の現在地を問う書き込みが増えたり、「いまどこ修造」というツイッターアカウントができたりといったムーブメントも起きたのですが…
ただ、ご本人はとても謙虚で、
「世界では天候による残念なニュースもある。それに関してはコメントを差し控えています」
「僕が本気を出して天気が良くなるのなら、いくらでも本気を出し続けますけど、天候はコントロールできません」
といったコメントを残しており、天候に関する話題をインタビューなどで聞かないように、という要請も出ているのだとか。
信じる信じないは個々人の判断に委ねるとして、日本で一番熱い魂を持つ男の今後に注目していきたいところです。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)