前回の記事に引き続き、今回も3000文字チャレンジという企画への参加記事となります。
もっと通常の記事を書きなさいよ、という話なのですが、
ネタ出しがなかなかうまく行っておらず、通常の記事が書けない間も文章を書く感覚を忘れないようにという意図もあり、
しばらくこの企画のお世話になろうと思います。
というわけでまずはルールのおさらい↓
【宣伝】
「ルールが綺麗にまとめられてる!」
「すごいでしょ?」
「え?主催者が作ったの?」
「そんなわけ無いじゃない。ねこまにあさん、素敵な人よ」
「やっぱり。あいつがこんな事やるわけないか」
「もう、助けられっぱなし」#3000文字チャレンジ は皆様のおかげで成り立っております。 pic.twitter.com/p6QzrnGSgx
— 3000文字チャレンジ公式アカウント (@challenge_3000) April 11, 2019
今回のテーマは「月曜日」。
不穏な、というかもはや厨二病っぽい記事タイトルの由来は
本文を読み進めていってくださればわかるかと思います。わりとそのままです。
(ルールを見る感じ、タイトルタグも使わない方がいいのでは……とも思ったのですが、
個人的な視認性との兼ね合いでこれだけは引き続き使わせていただいています。すいません。
なお、字数カウントはこの文章以降、タグの文字数は差し引いた上でカウントしています)
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ブラッディ・マンデイ
月曜日、と言われてまず最初に思い出したのがこちらの作品。
龍門諒氏原作・恵広史氏作画の漫画作品であり、2008年にSeason1、
2010年にSeason2という形で、TBSでテレビドラマ化もされています。
ストーリーとしては、天才ハッカー『ファルコン』である日本の高校生が、
そのハッキング能力を駆使しながら公安調査庁の一組織である『THIRD-i』と協力しつつ、
無差別大量殺人を目論むテロ集団に立ち向かう、サスペンス・アクション要素のある作品。
テレビドラマ版は主演が三浦春馬さんということで、当時視聴していた、
印象に残っている、という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
実際のところ私も主にそうしたミーハー精神で観始めたドラマだったんですが、
原作を手にしていなかったこともあって、毎週ハラハラドキドキしながらドラマを視聴していたことを覚えています。
ちなみに主演の三浦春馬さんに関して。
2006年『14歳の母』、2007年『恋空』、
そしてブラッディ・マンデイSeason2終了後の2011年『大切なことはすべて君が教えてくれた』と、
結構連続して恋人役のヒロインが妊娠する展開に発展する作品に縁があったため、
なんとなくそうしたイメージがしばらく自分の中でついて回ってしまっていたことを、この場を借りて謝罪したい。
(この作品でもヒロインが妊娠する展開が待ってるんじゃないか、的な)
三浦春馬さん個人に対して悪いイメージはないですし、好きな俳優さんです。
これからのご活躍も真摯にお祈りしております。ごめんなさい、許してください。
あと、『ブラッディ・マンデイ』のドラマで吉瀬美智子さんを初めて知ったのですが、
同性から見ても色気がありますよね。素敵だと思います。
ブルーマンデー
かくも憂鬱になる人が多いと言われている月曜日。
憂鬱な月曜日、は『ブルーマンデー』とも呼ばれています。
何なら前日の日曜日の夕方頃から憂鬱な気持ちになる人も多い。
日本では翌日の月曜日からまた新たな1週間が始まってしまうことを想起させるということで、
毎週日曜日のゴールデンタイムに放送される国民的なアニメ『サザエさん』から
『サザエさん症候群』なるワードもあるくらいである。
ちなみに、Google先生の検索窓にに『月曜日 憂鬱』と入力すると、約16,000,000件の検索結果が返って来た。
学校、仕事、エトセトラ。みんな現実に帰りたくないのである。
それは(詳細なデータはここでは触れませんが)、
特に働き盛りの年齢の男性による鉄道事故・自殺に関しても、
他の曜日や時間帯と比べて月曜日の朝に多いことは、検索するとデータとして出て来てしまう、
ということにも現れているように思います。
そういえばこの項目をここまで書いている間に
「この曲を聴くと自殺者が出る」
という都市伝説のある曲の存在を思い出しました。
(曲の視聴と自殺との因果関係は完全には証明されていないので、都市伝説とします)
一部の国で放送禁止にまでいたった曲の名は『暗い日曜日』。
月曜日とは直接関係ないので、以降の話は割愛します。
なお、世の中には様々な『憂鬱な月曜日の乗り切り方』という情報が発信されているので、
たとえ一時の気休めにしかならなかったとしても、ぜひ一読してみてほしいです。
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『一週間』というロシア民謡
さて、ここまであまり明るい話題に触れられなかったので、もう少し暗さを除去したテーマに移行したい。
日曜日に市場に出かけ、月曜日はお風呂を焚き、火曜日にお風呂に入る。
そんな内容の歌を耳にしたことがある人、多いのではないでしょうか。
水曜日に来た友達を木曜日に送っていくのは何となくわかるけれど、
月曜日に入れたお風呂に火曜日に入るのはどうも解せない。
絶対冷めてるし、追い炊き機能ついてるのかな…。
この曲を知っている方のほとんどがそんなツッコミをしたことありそうですね。
ちなみにこの曲は『一週間』という名前のロシア民謡なのだそうです。
ちょっとした豆知識です。
様々なマンデー施策
シャイニングマンデー
なんとも耳慣れないこの言葉。
直訳すると、光る月曜日、でよいのでしょうか。
ちなみにこのシャイニングマンデー、
「月曜日の午前中を休みにしよう!」
という制度で、週末の疲労と週明けの憂鬱感を緩和しつつ、
週末のレジャー・日曜の夜の活性化という経済的な効果を狙ったもの、らしいです。
どうやらプレミアムフライデーの仲間のようですね。
プレミアムフライデー以上に定着しませんでしたが。
ハッピーマンデー
成人の日・海の日・敬老の日・体育の日など、
元の祝日に近い月曜日に祝日が移動となった法改正のことをハッピーマンデー制度、なんて言ったりします。
1年の中で3連休になる週を増やして、やっぱり経済的な効果などを狙おうとした
試みのひとつではあるようなのですが…
1年の中で月曜日が潰れやすくなるために学校のカリキュラムが追いつかなかったり、
サービス業を始め、前金曜や翌火曜日に負担が増えることから、当初より不評も多い制度だったりします。
あと、現行の法律では、土曜日に祝日が重なった場合は
そのまま通常の週末として処理されてしまうことへの救済措置がありません。
これを前金曜日に振り替えるようにして、月曜固定で祝日を作る施策は廃止した方がいいのでは?
という意見も目にしましたが、私も全面的に同意します。
サイバーマンデー
Amazonのセールですっかり日本でも耳にしやすくなったサイバーマンデー。
元々はアメリカで11月第4週の木曜日に設定されている「感謝祭」の次の月曜日を表す用語です。
この日がホリデーシーズンのセールの開始日であると考えられ、
オンラインショップなど、大々的にキャンペーンを実施する会社が多く、年末商戦に向けて活気付く時期となります。
なお、似たような理由で注目されているのが、ebayが2007年に提唱したグリーンマンデー。
12月の第2週、クリスマス休暇前に自宅に荷物が届くように設定できる締め切り直前の月曜日、
ということで、駆け込み需要で売上が急増するといわれています。
auマンデイ
auユーザーのうちスマートパス会員・スマートパスプレミアム会員、
au以外の人でもビデオパス会員になると受けられる特典です。
(ビデオパス会員は、ひとつ目の特典のみ)
特典は2つあります。
まずひとつ目は、TOHOシネマズ全劇場で、映画鑑賞料金が割引になるというもの。
一般1,800円・大学生1,500円が1,100円に、高校生以下は900円となり、一回の利用につき1名の同伴者も割引の対象に。
これは、スマートパス・スマートパスプレミアム・ビデオパス全会員が対象です。
ふたつの特典目は、同じくTOHOシネマズ全劇場にて、
ポップコーンとドリンクのセットが680円→320円と半額以下になるというキャンペーン。
ただしこちらはスマートパス・スマートパスプレミアム会員のみが対象。
なお、当然といえば当然ですが、その日にひとつ目の特典を使って映画鑑賞をする場合のみ有効です。
ポップコーンセットだけ食べて帰るのは許されないのだ。
ちなみにこの特典、月曜日が祝日の場合でも有効。
毎月1日や、女性の方はレディースデーとも併用していきたいところですね。
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月曜日の終わりに
最後に、月曜日を含めた曜日の由来について少し触れてこの記事を締めたいと思います。
なんとなく察せられるところはあると思いますが、
各曜日の名称は天文学、天動説の頃の太陽系をモデルに名前と順番が決まったとされています。
(月・火星・水星・木星・金星・土星・太陽)
ちなみに、日本に最初に七曜の考え方が伝わったのは、
唐へ渡った留学僧たちが平安時代初頭に持ち帰った『宿曜経』などの密教の経典によって、といわれています。
結構古くから日本にも七曜の考え方はあるんですね。
それでは、今日はこの辺で。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)