1週間を振り返りつつ、なんとなくその週で気になったトピックスについて書いてみる『ほぼ週刊カラクリ・メモ』。
今週はこの話題について。
※なお、「ほぼ」と付けているのは今週は特に何もなかったな〜と思えば飛ばしてもヨシ。話題が3つも4つもあればたくさん書けばヨシ。といった具合で幅を持たせるための保険です。そんな緩い感じの企画です。
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回転寿司チェーン店で相次ぐ迷惑行為
醤油差しを舐めたり、お寿司に唾液やワサビなどを盛る迷惑行為がスシローやはま寿司、くら寿司などの回転寿司チェーンで相次いでいますね。
お寿司は好きですし(そもそも魚は生でしか食べられないという好みによる影響もありますが)、比較的リーズナブルにお腹いっぱい食べられるということで回転寿司も好きだったのですが、
こんな風にモラルもへったくれもあったものではないお客さんに遭遇する(ないしこうした客と同店舗を利用する)可能性を考えると、
今後の来店はちょっとしばらくは考えちゃうな……という人も多そうですよね。
バイトテロにしてもこうした迷惑行為にしても、私としてはどんな価値を見出して行なっているのか全く理解が及びません。
高校生が犯人だと発覚した事例もあるようで、一部には子どものやったことだからといった意見も見受けられるようですが、
ここまで短期間に立て続けに同様の悪質な振る舞いが露呈するなら、たとえ犯人が未成年であろうとも、見せしめのようになったとしても、重い処罰を下すことで抑止になればいいなと思ってしまいます。
高校生にもなっていればさすがに物事の分別もついていておかしくないわけで、とっくに子供がやったこと、で片付けていい年齢ではなくなっているはずですしね。
ソースが見当たらなかったのですがスシローに至っては株価が暴落して160億円の損失が、と一部では言われているようですし、160億円とまではいかなくても、たとえば一生をかけて払わなければならない(かつ絶対に逃げられない)損害賠償請求が認められるとか、
本人の反省と更生には繋がらなかったとしても後追いで同じような迷惑行為をするような人が減るなら、そんな結果も必要なんじゃないかと思う次第です。
他方、インターネット上では犯人を特定し、その情報を拡散するような行為が、今回の件に関わらず見受けられることが多いように思います。
こうした「私刑」のようなものも正直どうなのかなぁと思うところです。
まず、もし犯人を突き止めた！と個人情報等が拡散された後に人違い(冤罪)であると判明した時の被害を考えてしまいますよね。
犯人であるという情報と、それが誤報であったという情報とでは、後者の訂正情報の方が広まりにくい傾向にある感じがしますし、
そうすると、本当は違うのにまるで犯人であるかのような情報が残り続けたり、そうした事実でない情報を信じる人が出ることで実生活に影響を受ける可能性もあったりと、どうしても懸念点が多い。
また仮に拡散された犯人情報が本人のものであったとしても、私刑によるメリットってなんだろうとも思います。
仮に私刑の影響が大きく「社会的制裁を受けている」と裁判所に判断された場合、量刑が本来受けるものよりも軽くなってしまうといったこたも今後出てくるんじゃないかと思うんですよね。
仮に今回のような迷惑行為の量刑がそこまで重くなかったとしても、というよりそこまで重くないものであればなおのこと、
キッチリ本来の刑罰を受け、たんまり賠償金を支払うようになってくれることの方が望ましいのではないかと思うのです。
まぁもちろんこのような迷惑行為をする人がいなくなるのがベストであることに変わりはないんですけどね……
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今週のまとめ
回転寿司チェーン店の話をしていたらお寿司食べたくなってきました。
この記事を書いた人：藤代あかり(＠akarifujishiro)
