コーヒー、それは大人の味。

企画

皆さんはコーヒーと聞くとどんなイメージを持つでしょうか。

砂糖もミルクも入れずに飲むにはいささか苦くて、なんとなく”大人の味”というイメージを持つ人も多かったんじゃないでしょうか。

私自身、今では毎日コーヒーを(カフェ・オ・レやカフェラテという形で)飲んではいますがちゃんと飲めるようになったのは成人してからで、

それまではぼんやりと敷居の高さを感じていたような気がします。

今回は私がコーヒーを飲めるようになったきっかけ、そして、コーヒーと同じく大人の味であるアルコールとの楽しみ方について書いていこうと思います。

あなたのコーヒーはどこから?私はドトールからでした

緑茶、ウーロン茶、プーアール茶にジャスミン茶に紅茶。お湯を注ぐと花開く工芸茶。

私の実家はとにかくいろんな種類のお茶が好きで飲む機会も多くて、今振り返ってみると大学生になるくらいまで、ほとんどコーヒーを飲んで来なかったように思います。

飲んでもコーヒー牛乳くらいでしょうか。高校に置いてあった200mL紙パックの自販機でたまーに買っていたくらい。

で、そんな私が今では各種お茶類よりもコーヒー(正確にはカフェ・オ・レ、カフェラテ)の方を飲むようになったきっかけとして、ドトールコーヒーショップの存在が大きいんじゃないかな、と感じています。

その後就職して、平日の毎日が終電までみたいな働き方をしているうちに立派なコーヒー依存が出来上がるんですがそれはさておき。

私が通っていた高校は「アルバイト禁止」を掲げているような学校だったので、
(とはいえ、長期休暇中などは隠れてバイトをしていた人はゼロではなかったように思う)

律儀にその校則を守っていた結果、私の初アルバイトは大学に進学してから、それもバイト探しをのんびりとやっていたら1年目の夏休みに入ってからだったわけですが、

人生初めてのアルバイト先として選んだのはドトールコーヒーショップだったのです。

性格的になんで接客業にしたんだろうなぁと今にしてみれば思いますが(笑)

地元だと時給が安く、大学に近づきすぎると長期休暇中に通うにはちょっと遠かったので、この場所を選んだのは要するに両者の折衷案として、自宅から大学に向かう途中で乗換に使う駅から少し離れたところにある店舗でした。

最初の頃は大学終わりの夕方〜閉店くらいにかけての時間&土日の昼間、

3年生くらいから妹の大学受験に合わせて朝型生活に切り替えたいという実家からの要望もあって開店〜授業前&土日昼間というかんじでバイトしていたんですが、

開店作業中、マシンがちゃんと動いていることの確認も含め、コーヒーを1杯分出したりすることがあったんですね。で、その出したコーヒーを試飲する、と。

試飲といってもしっかり1杯飲むのではなくちょっと口をつける程度だったんですが、まぁ動作確認の一環なので砂糖ミルクを入れることができず(笑)

それまでほぼコーヒーを飲まない生活をしてきた人間だったので最初は慣れなかったんですが、この辺りで少しずつコーヒーが好きになり始めました。

大学のサークルの飲み会で徐々にビールに慣らされていき、結果生粋のビール党になったのと同じ流れを感じます(笑)

で、ドトールには(もしかしたらやってない店舗もあるかもしれませんが)通常のブレンドコーヒー、アメリカンコーヒーの他に、「本日のコーヒー」というのがありまして。

ブレンド・アメリカンは毎日豆を入れ替えることをしないんですが、本日のコーヒーは日替わりメニューなので、前夜にマシンからその日の分の豆を抜いた後、当日朝にその日の分の豆を入れる、ということを、私が働いていた店舗ではしていたんですね。

で、ブレンド・アメリカンとセットで、この本日のコーヒーの試飲というのも開店作業中にやっていまして。

ブラジル、マンデリン、コロンビア、ブルーマウンテン…

今でもそこまでそれぞれの違いに詳しくはないんですが、やっぱり各々味に特徴があったりして。

アルバイト店員なので従業員割が効くこともあり、コーヒー好きかつ周辺にドトールの店舗がなかった祖父母宅に帰省する際に手土産として、

豆ではなくドリップパックですが、通常のブレンドコーヒーと一緒にその日替わり提供されていた種類の中から気に入ったやつを買って帰っていたのも今となっては懐かしい思い出です。

大人ならでは?コーヒー+お酒の組み合わせ

前述の、コーヒーが好きな祖父母の話の続きともいえますが、

大学生になり、お酒を飲み出して、そこまでお酒に弱くないことが判明した私。

アルコールを飲むといえば生粋のビール党、というより日本酒・焼酎・ワインなどはあまり得意ではないというのもあって、夜のお供のビールが私のためにストックされるようになったのですが、

その頃にはコーヒーに少量の焼酎を入れる、という飲み物が昼食後のひと時に出されるようになりました。

焼酎はあまり得意ではなかった私ですが、不思議とコーヒーと焼酎の組み合わせは結構好きになれましたね。

熱々のコーヒーに、古き良き喫茶店などで提供されるガムシロップが入っていそうな小さなグラスの容器に入った焼酎を注ぐ。

なので、結構アルコール分が蒸発してたような気もします。好きになれた理由はそこにもあるのかもしれません。

日本酒や焼酎、ワインを飲んだ時、鼻から抜けるようなアルコール!感(これで伝わるのだろうか)があまり好きではないので……

ちなみに世の中には珈琲焼酎という、
・コーヒー豆を焼酎に漬ける
・焼酎をコーヒーで割る
上記2種類の作り方でできるもう少し本格的にコーヒーと焼酎の組み合わせを楽しむ飲み物もあるそうです。

そして、私の場合祖父母宅で提供されていた焼酎がどんなものだったのかはあまりよくわかっていないのですが、珈琲焼酎にはクセがなくて飲みやすい甲類のものが合うのだそう。いつか試してみたい。

でも、ブラックでコーヒーを飲むのはどうも私の胃腸との相性がよくないみたいなので、本格的な珈琲焼酎を試すとしたらミルク割りかな。

ちなみに上記の珈琲焼酎の他にも、
・カフェビーノ(コーヒー×ワイン)
・カフェ・コン・セルベッサ(コーヒー×ビール)
・コーヒーチューハイ
と、結構お酒とコーヒーの組み合わせにはバリエーションがあるらしいです。

コーヒーとビール……どうなんだろう……

こうして見ると意外とコーヒーはお酒と相性がいいんだなぁ、と感慨深く思いましたが、そういえばカルーア・ミルクは、コーヒー・リキュールであるカルーアを牛乳で割ったカクテルでしたね。

なぜ今まで気づかなかったのか……

ちなみに、コーヒー・リキュールといえばカルーアが超定番商品という感じがしますが、もちろん(?)カルーアだけではなく、

久米仙酒造の「泡盛コーヒー」や澤井珈琲の「ブルーマウンテン入り珈琲酒」、サントリーの「コーヒーのお酒 夜のコーヒー」と他にも各社からいろいろと販売されているそうです。試してみたくなりますね。

ただ、これらのカルーア以外のコーヒー・リキュールをミルクで割ったものは、当たり前といえばそうかもしれませんが「カルーア・ミルク」とは呼ばないらしいので、注意が必要です。

ところでここまでカルーア・ミルクの話をしてきましたが、個人的にはミルク割りのカクテルなら、ゴディバ・ミルクの方が好きかな、という思いもあったりします。

ゴディバの名前で察せられると思いますが、あのチョコレートの王様ブランドというべきGODIVA(ゴディバ)のチョコレート・リキュールをミルクで割ったお酒ですね。

結構甘いので、甘いのが得意ではない人にとっては飲みづらいかもしれないですが、チョコレート大好きな人間としてはやっぱり美味しく感じます。

普段は生粋のビール党で、甘いカクテルはジュースみたい!となってしまうタイプですが、たまに飲みたくなるようなクセがありますね。

コーヒー、それは大人の味。まとめ

というわけで、ここまで”大人の味”コーヒーとの出会い、そして同じく大人の味であるお酒との組み合わせについて書いてきました。

なんだか久々にカルーア・ミルクでも飲みたいな、という気分になってきたので、カルーアのリンクも貼っておこうと思います(笑)

なお、本記事ですが今回は3000文字チャレンジ(@challenge_3000)のという企画の参加記事となります。

というわけで、お題と企画のルールについてはこちらから↓

今回のお題は『コーヒー』でお送りしました。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)