独断と偏見による印象的な語呂合わせ

企画

突然ですが、納豆という言葉を聞くと

「納豆(710)ネバネバ平城京」

という、藤原京から現在の奈良県奈良市・大和郡山市に位置する平城京に遷都した年の年号を覚える語呂合わせを思い出すタイプの私です。

「なんと(710)素敵な平城京」

で覚えた人の方が多いのかな?

ちなみに、私がこの年号を覚える必要が最初に生じたのは中学受験の時なんですが、ちょうど時事問題として、

北大西洋条約機構(NATO)加盟諸国がコソボ紛争末期の1999年に実施した航空攻撃を主とする「アライド・フォース作戦」を同時に覚えんと、

「NATO(710)空爆 平城京」

というなんとも物騒な語呂合わせを身の回りの一部で聞いたりもしました。

ちなみに納豆とNATOが混ざり合った
「納豆(710)バクバク平城京」
というパターンもありましたね。

そんな風に、歴史を始めとしたいろんな分野での暗記を目的とした、便利かつユニークな「語呂合わせ」。

今回はそんな語呂合わせの中で個人的に特に印象深いものを思い出とともに振り返ってみたいと思います。

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1582年 本能寺の変

2020年の大河ドラマ『麒麟が来る』の主人公でもある明智光秀が、1582年に京都本能寺に滞在中の織田信長に対して謀反を起こして襲撃した事件・本能寺の変。

戦国時代といえば、これまでの伝統的な権威や価値体系の否定・力によって下の者が上の者をしのぎ倒し、権力を奪い取る「下剋上」が社会風潮としてあらわれましたが、

この本能寺の変はそうした世の流れの代表的な事件の一つともいえるでしょう。

で、この本能寺の変が起きた1582年ですが、私はこんな風に覚えました。

「いちごパンツ(1582) 本能寺の変」

そういえば私が中学・高校生の頃に「いちご100%」というマンガが週刊少年ジャンプで連載されていたのですが、

テニプリ・銀魂・デスノートくらいしか読んでいなかった私の傍ら、この作品を読んでいた友人たちは、「いちご100%」のヒロイン・東城綾が、主人公との出会いのシーンで着用していたいちご柄のパンツと結びつけて覚えていましたね。

そして、「いちご100%」が表紙の時は男子学生の立ち読みが減る、という噂がまことしやかに流れていたこともふと思い出しました。

あの噂は本当だったんだろうか。私たちはその謎を解明すべくアマゾンの奥地へ……行かないけれど、実際のところどうだったのか、有識者の方がいらっしゃったら聞いてみたい。

ところで、1582年といえば太閤検地の年でもありますが、

「検知していちごパンツ(1582) 太閤検地」

って書くとなんだかハレンチな気がしてきますね。いちごパンツか否かってどうやって検知するんですかね。

1167年 平清盛、太政大臣に

上記の本能寺の変から遡ること、平安末期。
1156年に起きた保元の乱の際に、時の天皇陛下・後白河天皇の信頼を得た後に1160年の平治の乱の勝者となり、武士としては初めての「太政大臣」という位を賜った平清盛。

後の平氏独裁の流れ、そしてそれによる反発から源平合戦と呼ばれる治承・寿永の乱勃発のある意味引き金ともなった人物でもあります。

近年でも1992年にTBSで松平健さんが、NHKの大河では2012年に松山ケンイチさんが演じる形で取り上げられることも多い人物ですが、

そんな平清盛が太政大臣の座についた年の語呂合わせにこんなものがありました。

「いい胸毛(1167)の清盛さん」

いや、まぁ武将であったことを考えるとそんなに不自然でもないような気もするんですが、しかし胸毛である。それもいい胸毛、ってどんな胸毛なんだろう、と、当時戸惑ったことをよく覚えています。

いい胸毛ってどんな胸毛?って今聞かれても答えられないけれども。

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歌いながら覚えた(?)元素記号

「水(H:水素) 兵(He:ヘリウム)
 リー(Li:リチウム) ベ(Be:ベリリウム)
 ぼ(B:ホウ素) く(C:炭素) n(N:窒素) o(O:酸素) ふ(F:フッ素) ね(Ne:ネオン)
 七(Na:ナトリウ) まが(Mg:マグネシウム)り(Al:アルミニウム) シッ(Si:シリコン) プ(P:リン) ス(S:硫黄)
 クラ(Cl:塩素) ー (Ar:アルゴン) ク(K:カリウム) か(Ca:カルシウム)」

理科というか化学の授業で、たとえその後文系3科目しか受験で使わなかったとしても覚えさせられた記憶がある、元素記号。

語呂合わせの中には、語呂合わせを覚えるのに手一杯、もしくは語呂合わせ自体のインパクトが強すぎて本来暗記すべき内容が置き去りにされてしまう、というケースも少なからずあると思うのですが、

この元素記号の語呂合わせがまさしくその典型例だったような気がします。

ちなみにこの元素記号の語呂合わせ、語呂合わせとしての面白みはさておいて、実はちょうどこの暗記と格闘していた頃にリリースされたのがV6の「Darling」でして。

この曲のサビのメロディに合わせてこの語呂合わせを歌うとめちゃくちゃリズムがハマる、と発見した同級生がいて、大流行した記憶があります。

その印象だけが、当時から自分の中で一人歩きしていたような感覚ですね。

本当にリズムがハマるので、もし機会があったらぜひ「Darling」のサビ部分を流しながら口ずさんでみて欲しいです。

そういえば 「歌いながら覚える」ということとV6、というキーワードで思い出したんですが、TBSで放送されていた『学校へ行こう!』という、V6の皆さんがMCを務めていた番組が過去にありまして。

その番組の中のワンコーナーとして「B-RAP HIGH SCHOOL」というものがあったんですが、そこでCo.慶應さんという方が、「お勉強ラップ」というものを披露していたんですね。

Dragon Ashの『Life Goes On』という曲に乗せて年号だったり将軍の名前だったりを覚えようというものだったと記憶しています。

ちなみにCo.慶應さん、現在はオリジナルの楽曲に乗せて年号の語呂合わせや重要ポイントの解説、ワンポイントアドバイスなどを盛り込んだものを現在もYouTubeにアップしているそうです。

しかも2019年に実施されたZOZOTOWN・前澤友作社長のお年玉企画に当選し、Twitterでの宣言通り「中学教科書のラップ化費用に充てる」べく、資料や機材の購入資金にしたのだとか。

今度機会があったら視聴してみたいというか、自分に将来子どもができたら観せようかな、と思う次第である。

独断と偏見による印象的な語呂合わせ・まとめ

というわけでここまで、私が出会ってきた中でも特に印象的だった語呂合わせについて書いてきました。

ところで、もしこの記事を読んでいる現役の学生さんがいらっしゃる場合なんですが、こっちの方が覚えやすそう!とピンと来たらぜひ手にとってほしい本があります。

題して、エロゴロ暗記法。世界史版と日本史版があるので、選択教科に合わせてお選びください。

きっといちごパンツより刺激的な世界があなたを待っていることでしょう。


なお、本記事ですが今回はいつも参加している3000文字チャレンジ(@challenge_3000)という企画のスピンオフ版、「さんぜん文字チャレンジ」の参加記事となります。
というわけで、お題と企画のルールについてはこちらから↓

テーマは『納豆』でお送りしました。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)