ドラマ『アンナチュラル』は近年のドラマの中では文句なしの良作!ぜひ続編をやってほしい!

テレビドラマ

何度でも観返したいドラマや映画、読み返したい本は何ですか?と聞かれた時に思い浮かぶ作品、というものを持っている人は少なくないのではないでしょうか。

最近の作品の中では特にコレ、というものにしばらく出会えなかったのですが、そんな中でも『アンナチュラル』がかなりの良作だったな、と感じているので、

放送からしばらく経ってはいますが、今回はドラマ『アンナチュラル』について紹介していきたいと思います。

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ドラマ『アンナチュラル』基本情報・あらすじ

ドラマ『アンナチュラル』は2018年にTBS系列で放送された日本のドラマです。

本作では設立して2年弱の不自然死究明研究所(Unnatural Death Investigation Laboratory)、通称「UDIラボ」という架空の研究機関(公益財団法人)を舞台としています。

なおUDIラボは日本の不自然死(アンナチュラル・デス)の8割以上が解剖されないままである、という先進国の中でも最低水準の解剖率を改善するために設立され、

国の認可を受けて全国初の死因究明に特化した調査の行う機関として、警察や自治体から依頼されて年間約400体の遺体を解剖している、という設定になっています。

主演は法医解剖医の三澄ミコト(みすみみこと)を演じる石原さとみさん。他にもUDIラボに勤めるベテラン法医解剖医の中堂系(なかどうけい)役の井浦新さん、臨床検査技師・東海林夕子(しょうじゆうこ)役の市川実日子さん、新人記録員の久部六郎(くべろくろう)役の窪田正孝さん、UDIラボ所長の神倉保夫(かみくらやすお)役の松重豊さんなどが出演。

毎回さまざまな「死」を扱いながら、その裏側にある謎や事件を解明していくドラマとなっています。

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ドラマ『アンナチュラル』のレビュー・感想

基本的に1話完結型の本作ですが、最終話に向けての伏線も随所に盛り込まれており、1話でも全話通しでも楽しめる作品だと思います。

法医解剖医が主人公であり、死因究明をメインとしているドラマなので専門的な話などももちろん出てくるのですが説明過多という感じもないですし、各話伝えたいテーマを見せながらそこに過度な説教くささもありません。

作中にはミコトの特殊な家庭環境に絡む事件や中堂の恋人・糀谷夕希子(こうじやゆきこ)が殺された未解決事件の解明に当たるエピソードもあるのですが、

メイン・サブメインのキャラに絡むエピソード、特にドラマで扱っているテーマがテーマなので、場合によっては感情的になったり、変に感動的なエピソードとして描かれる、なんてこともあったと思います。

ただ、それをやってしまうとやっぱりちょっと白けただろうな、と思うんですよね。

でも、もちろん時には熱くなったり冷静さを失うことはあっても、職務は職務としてまっとうして、あくまで法医解剖医として事件を解決している、という姿が描かれていたのが本作の一番よかったポイントなのではないかと思います。

それから、ミコトと東海林、それから所長なども絡むコミカルなパートも、シリアスなパートに対して浮きすぎずちょうどよかったですね。

その他にもここでは語り尽くせない魅力が満載なので、個人的には、近年のドラマの中では文句なし、もしまだ観ていない人がいるならぜひ観てほしい作品だと感じています。

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ドラマ『アンナチュラル』まとめ

というわけで、ドラマ『アンナチュラル』を紹介してきました。

ちなみに『アンナチュラル』ですが、Amazonプライム会員はプライム・ビデオで鑑賞することができます。

まだ観ていないという方も、また観たい!という方も、この機会にぜひチェックしてみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)