10月10日は魚(とと)の日!美味しく食べられる魚も紹介

ご飯

今回も3000文字チャレンジという企画への参加記事となります。
というわけで、お題と企画のルールについてはこちらから↓

今回のお題は「○○の秋」。
ということで「食欲の秋」にちなんで、10月10日の「魚(とと)の日」と、この時期に食べられる魚について紹介して行こうと思います。

それでは早速どうぞ!

[sponsered link]


10月10日は体育の日…じゃなくて魚(とと)の日??

10月10にちといえば、かつては「体育の日」というのが一般的で、「○○の秋」の代表格「スポーツの秋」らしい祝日でしたが、

2000年(平成12年)からはハッピーマンデー法・移動祝日で定められた祝日として、10月の第2月曜日に移動となってしまいました。

もう20年近く経っていることに驚きます。

ちなみに、2020年(令和2年)にはこの「体育の日」も「スポーツの日」と名称が改められるそうです。

という余談はさておき、ここからが本題。

このカレンダー上で約20年前から赤く染まることのなくなった10月10日ですが、

実は全国水産物卸組合連合会という組織が2009年9月6日に定めた、「魚の日」という記念日なのだそう。

ちなみに、読み仮名は「さかなのひ」ではなく「ととのひ」。「魚魚の日」とかく場合もあるようです。

「トトの日」と言われるとスポーツ振興くじTOTOの方が脳裏をよぎりますが…

10(と)月10(と)日と、魚の幼児語「とと」をかけた、記念日によくあるダジャレで決まったパターンですね。

節分に豆と恵方巻きを食べるように。
土用の丑の日に鰻を食べるように。

魚の日には魚を食べていこう!というやつです。

じゃあ10月というまさに食欲の秋真っ盛りの時期に食べられる魚はどれなのか?

せっかくなのでチェックしていこうと思います。

10月に食べられる魚

サケ/シャケ

クマが狩っている姿が木彫りの置物になっている様が脳裏をよぎりがちなサケ。
その卵であるイクラも含めて美味しいですよね。

焼いた塩鮭なんかは特に、旅館や民宿などでもよく振舞われたりと、典型的な朝ごはんのメニューのひとつでもありますが、

個人的には一度食べたこの塩鮭のあまりの塩辛さが原因で一時期焼き魚全般が苦手になり、今でもあまり好んで食べない傾向にあります。

とはいっても、今では多少改善されたものの特に幼少期の私に「ばっかり食べ」の傾向が強かったために、

白米と合わせて食べることを前提とした塩鮭の塩辛さを中和できていなかったから、という理由もあったかな、と今では思います。

おにぎりの中では特に鮭が好きですしね。三角食べって大事。

ただ、今でもやっぱりお寿司や、刺身を丼に乗せて食べる生食の方が好きですね。

イクラも一緒に乗せた魚版親子丼とか最高ですね。

サンマ

秋の味覚の代表的なお魚、パート2。
特にこの時期に獲れるサンマは脂肪分が多くて美味しい。

食べ方としては塩焼きが一般的でしょうか。

カボスやスダチ、ユズ・レモン・ライムといった柑橘類の絞り汁、ポン酢・醤油などをかけて大根おろしをさらに添えると美味しさが増しますよね。

ちなみにサンマには血液の流れを良くしたり、体内の悪玉コレステロールを減らす、脳細胞を活性化させて頭の回転をよくする、といった効果が期待できる栄養分が豊富に含まれているので、

健康診断で気になる結果が出てしまった、という方は、食欲の秋にサンマを取り入れてみると良いかもしれません。

余談ですが、一度くらい七輪で焼いたお魚を食べてみたいな、と個人的に思っていまして。

サンマでやってみたら美味しそうだな、と思うのですが、まずは七輪を用意するところから始めないとですね。

イワシ

魚へんに弱いと書いて鰯。
この漢字の由来は、陸にあげるとすぐに弱ってしまってダメになりやすい魚であることから来ているそう。

他にも、貴族が食べるものではない(賤しい)から来ているといった説もあるのだとか。

イワシは成魚もそうですが、稚魚や幼魚もちりめんじゃこや釜揚げしらすなどで食べられることもありますね。

そういえば、子どもの頃よくイワシが食卓に並んでいた印象があるのですが、

脳細胞を活性化させる効果がある、なんていわれているDHA・EPAという成分を多く含んだ魚の一種なので、

そういった効果を狙っていた部分もあったのかもしれません。

比較的手に入りやすい魚ですしね。

その他にもDHAには抗ガン作用と抗アレルギー作用があることが注目されていたり、

DHA・EPAには血中のコレステロール値を下げて善玉コレステロールを増やしてくれるという効果があるともいわれています。

成人病に繋がるコレステロールなどの数値は今の所大丈夫なのですが、

もし抗アレルギー作用に期待できるなら、花粉症対策のひとつとして食べるようにしてみようかな、なんてつい思ってしまいます。

ちなみに、実家で出ていたメニューとしては開いたイワシの上にとろけるチーズを乗せて焼いたやつが結構美味しかった覚えがあります。

あと完全に余談ですが、水族館って大抵イワシの大群の展示があるじゃないですか。

あれを見るとちょっとお腹空きますよね、私だけでしょうか。

カツオ

サザエさんの弟ではなくて、魚のカツオのことです(当たり前か)

完全に火を通してしまうと身がパサつくため、お刺身か、ちょっと表面を炙ったカツオのたたきが食べ方としては一般的ですね。

生姜、もしくはニンニクやわさびを添えたり、そこにさらにお醤油やポン酢、ネギなどを添えると美味しく食べられます。

あとは、かつお節の原材料としても有名ですね。

かつてはカツオの肉を干して乾燥させることで長い間保存できるよう加工する、という手法が取られていたのが、

現在の燻煙してより効果的・効率的に水分を除去していく製法が編み出されたのは江戸時代からなのだそうです。

私は粉物(お好み焼き・たこ焼き)がとても好きなので、かつお節はよくお世話になっています。

そういえばどこで見かけたのか出典を忘れてしまったのですが、熱いものの上に乗せられたかつお節がその熱でそよぐ姿を「踊る」ようだと形容していた表現を小さい頃に見かけて、面白いなと思った記憶があります。

ウナギ

夏の土用の丑の日(毎年だいたい7月19日〜8月7日)に食べる印象の強いウナギ。

タンパク質・ビタミン・DHA・EPA・ミネラルが豊富と栄養価が高い上に消化吸収がしやすいため、

特に暑い時期に夏バテ防止のためにうなぎを食べようという習慣が作られたのは、遡れば『万葉集』が成立した奈良時代末期までその痕跡をたどっていくことができます。

そんなウナギですが、ウナギ自体は実は7月の他に10月〜12月も旬を迎えます。

そういえばウナギと言われると蒲焼の印象が強いと思いますが、タレの味付けが合わなかったのか、個人的にはそんなに美味しいと感じた印象がないような…?

あ、でも名古屋に友人を訪ねにいった時に食べたひつまぶしは美味しかった思い出があります。

カンパチ

漁獲量がそこまで多い魚ではないため、天然物は特にこれまで紹介してきた魚よりも高級なものである。

回転寿司屋さんに行くとちょっとお皿の色がちがうやつですね。

身が引き締まって脂も乗っていて美味しいと人気のカンパチは、食べ方としては前述のお寿司のほか、刺身やしゃぶしゃぶ、照り焼きに塩焼きといったさまざまな方法があります。

身を下ろした後の骨や頭をアラ煮にできるのも良いですね。

私自身はシンプルにお刺身かお寿司でいただくのが好きです。

アマダイ

アマダイもどちらかというと高級な部類の魚。

脂身が少ないので、淡白な味のお魚が好きな人には良いかもしれませんが、一方で水分が多いのでお刺身などの生食には向いていないという一面も。

食べ方としては、水分を飛ばして風味をつける方法が一般的で、

ムニエルや照り焼き、ワインやシャンパンで煮付ける、酒蒸しや粕漬け、干物や西京焼き(味噌漬け)などが代表的です。

[sponsered link]


「魚(とと)の日」と10月に食べられる魚のまとめ

というわけでここまで、食欲の秋にちなんで、10月10日の「魚(とと)の日」と、この時期に食べられる魚についてまとめてきました。

スーパーなどに行って実際にどの魚を食べるか自分で選ぶのも楽しいですが、

これだけの数を紹介されるとどれを食べるか迷うなぁ、選べないなぁ、という方は、

旬の地魚を送ってくれるお店で注文してみるのも手かもしれません。

下記のショップではお値段は3,000円弱から(9/23現在。送料別)、鱗やはらわたを取って欲しいなどの調理法の指定、量は少なくなるべく高級なものを!質よりとにかく量!といった好みを指定できて、

あとはその時旬のお魚が、オススメの調理方法つきで家に届きます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

旬の地物鮮魚詰合せ(A)
価格:2700円(税込、送料別) (2019/9/23時点)

実際に注文してみたときのお話は別記事にしますが、合わせてチェックしてみてください。

この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)