2020年4月16日。米Apple社が、新型「iPhone SE」の発売を24日から行うことを発表しました。
新型「iPhone SE」発表 見た目は”8″、頭脳は”11″ 4万4800円から
記事タイトルが某名探偵を完全に意識しているようにしか見えない件へのツッコミはひとまず置いておいて。
前回2016年に販売された「iPhone SE」は、4インチと私のような手の小さな女性などでも片手で操作しやすいということもあって、根強い人気を誇っていました。
ただ、時はもう2020年。端末のスペックやバッテリー寿命の面などから、新しい機種に買い替えたいとは思いながらも、このサイズ感を捨てられない……
そんな風に、高性能な最新モデルを熱望し、待ち続けていた方も多かったと思っています。
ただ、今回発表された新型「iPhone SE」は見た目は「iPhone 8」を踏襲するということで、サイズも4.7インチと前回からだいぶ大きくなってしまいました。ガッカリした人も多そうですね。
もうあの4インチの頃には戻れないのか……
ということで、新型「iPhone SE」を含め、諦めと共に直近の機種への買い替えを検討している人も多いのではないでしょうか。
私自身は前回の「iPhone SE」の後継機を待ちきれずに昨年9月に「iPhone 11 Pro」に買い替えており、その直後に使用感について記事を書いてみたこともありました。
iPhone SEから11Proに変えてみて感じた良い点・不便な点
今回は、買い替えを検討されている方に向けて、上記記事の後日談を書こうと思います。
64GBで4万8000円、128GBで4万9800円、256GBモデルは6万800円と比較的安価で、前回の「iPhone SE」よりはサイズアップしてしまったけれどギリギリ5インチ以内の新型「iPhone SE」を購入するか。
はたまた思い切って5インチ超えの別のシリーズ・機種にしてしまうか。
悩んでいる人にとって参考になるような記事であれば幸いです。
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iPhone SEからiPhone 11 Proに変えてみて7ヶ月後の所感〜デメリットに感じていたこと編〜
サイズの違いとホームボタンがないことは徐々に慣れてきた
2016年発売のiPhoneSEのサイズは約58.6×123.8×7.6mm。重さは約113g。
一方iPhone11Proは約71.4×144.0×8.1mm。重さは約188g。
画面は4インチから5.8インチと約2インチアップ。
やっぱり最初はこのサイズの違いに何より戸惑いました。
とはいえ、最初はなんとか完全片手持ち&片手操作ができないものかと苦慮しましたもののそれは早々に諦めて、自分の手首などに負担がかからない操作の仕方を徐々にマスターしていったことで、
今では当初抱いていた違和感もあまり感じなくなりました。
あとはホームボタンについてですが、iPhone 11 Proに買い換える前から、SEの物理的なホームボタンの反応がやや悪くなっていたこともあって、
Assistive Touchという、ホームボタン・音量変更などのボタン操作や複雑なタッチ操作などを、画面上に丸いメニューを表示させることでサポートしてくれる機能を導入していたこともあり、
まぁ物理的なホームボタンがなくてもなんとかなるか……
と早々と慣れることができていました。
まだ旧型のiPhone SEを使っている方でもAssistive Touchは導入できるので、以下のページを参考に使ってみて、ホームボタンがなくても大丈夫そうか試してみてもいいかもしれません。
ホームボタン操作などを画面タッチで行う(AssistiveTouch)
いつまでも不便に感じるのは、イヤホンジャックがなくなったこと
もちろん、充電しながら音楽を聴いたり通話をしたりと言った行為はスマートフォンの電池の寿命を考えれば推奨される行為ではないとは思いますが、
とはいえ、新型コロナウィルスの影響で一人暮らしの自宅にいることが多くなる前から友人と通話を楽しむ機会が多かった私にとっては、イヤホンジャックとライトニングケーブルの挿し口が一緒にされてしまったのは不便極まりない。
充電が危うくなったらスピーカーモードにしたりしてなんとか凌ぐ方法もあるにはあるんですけどね……
かといって、イヤホンの方をBluetoothにしてみようと試みても、あまり高価なものを買えない以上音飛びが怖い。
しかしこちらの問題については、イヤホンと充電の接続を同時に行うことを可能にする下記のような製品が出ていることもあり、解消されたといえば解消されました。
ちなみに、ブランドとして、そして、Appleが認定する「MFi認証」の製品という点で上記の商品を紹介しましたが、
同タイプの製品でもう少し安価なものもありますので、予算に合うものを探してみることをオススメします。
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iPhone SEからiPhone 11 Proに変えてみて7ヶ月後の所感〜メリットに感じたこと編〜
デメリットに感じていたこととして、サイズアップによる負荷や完全片手操作ができなくなってしまったことを書きましたが、
買い替えてすぐに公開した記事でも書いた通り、
やはり画面が大きいとWEBページや動画などが格段に見やすくなります。
同じスクロール数で一度に閲覧できる情報量がやっぱり違うんですよね。
端末が小さいと片手でスクロールもしやすいですが、そのぶん回転数(?)がどうしても上がってしまうので、ある意味疲れる。
また、私の場合はブログは100%スマートフォンで書いているので、以前より俯瞰して内容を見ながら、重複した表現が続かないようにしやすくなった(当社比)というのも大きいです。
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iPhone SEからiPhone 11 Proに変えてみて7ヶ月後の所感・まとめ
というわけで、今回はiPhoneSEからiPhone11Proに買い替えた私が、7ヶ月を経て感じていることなどをザックリとまとめてみました。
最後に、これはiPhone11シリーズに限らず、iOS12.4以上にしておくことで使える機能なのですが、
「クイックスタート」を使うことで、iTunesもiCloudを始めとしたクラウドサービスも、つまるところパソコンを使うこともなく、
ただ新旧iPhone同士をそばに置いておくだけでデータ移行が可能となりました。
データ移行後は、新端末でのキャリアメールの設定(私の場合au)、各アプリゲームの引き継ぎ確認は別途しておいた方が良いかもしれませんが、
ひとまず買い換える前までにはiOSのバージョンは確認しておいた方がいいでしょう。
今はなかなか4.7インチがどれほどのものか試しにくい時期だとは思いますが、サイズアップしても意外となんとかなるよ!と少しでも安心感を持ってもらえたら幸いです。
ただ、それでもとにかく小さい端末の方がいいの!もしiPhoneに特別こだわっているわけではなかったり、そのこだわりを今回を機に諦められる、他社製品に乗り換えてもOK!という方は、
楽天モバイルから出ているRakuten Miniという端末を検討してみるのもアリだと思います。
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サイズは約106.2×約53.4×約8.6(mm)で重さは79g。画面サイズは3.6インチと旧型のiPhone SEよりもさらに小型なので、片手操作も楽々ですね!
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)