あなたは読書する時、どんな基準で読む本を選ぶでしょうか?
大きな賞を取ったりメディアなどで取り上げられたりといった話題性。誰かからのオススメ。その本の作家さんが好きだから。あるいは実際に店頭に足を運んでみた際にたまたま目に留まったから。
その人ごと、その時々によって、さまざまな本との出会い方があることでしょう。
そんな本の出会い方のひとつとして“偶然のすれ違い”があったとしたら。
これまでの生活では出会えなかったかもしれない本との繋がりができそうですよね。
それを叶える手段としてリリースされたのが、今回紹介する“taknal(タクナル)”というアプリです。登録・利用ともに無料なのでぜひチェックしてみてください。
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taknal(タクナル)が本との新たな出会いを助けてくれる仕組み
そもそも“偶然のすれ違い”で新しい本と出会える、ってどういうことよ?と思いますよね。
仕組み自体は簡単で、アプリユーザー同士のすれ違いによって、それぞれのユーザーのオススメの本情報(本の要約とユーザーの感想)が交換される、という作りになっています。
ちなみにユーザー同士は、本を介してのつながりしか持てません。
相手の詳しい情報を得たりメッセージのやり取りをする、フォローするといった機能がないので、新しい本とは出会いたいけどコミュニティを作りたいわけじゃない、という方にも気軽に使えるのがメリットといえるのではないでしょうか。
タブも3つしかないわりとシンプルな作りになっており、操作もそこまで難しくありません。アプリの使い方について、もう少し細かく紹介していきますね。
自分のオススメ本を登録する
自分がオススメしたい本を登録しなくても他のユーザーさんのオススメ本情報を得ることはできますが、
もし「この本、ほかの人にもオススメしたい!」というものがある場合はぜひ登録してみましょう。
オススメ本の登録は、アプリ内のマイページタブから可能となっています。タブを開いたら右下の「新規登録」アイコンをタップしましょう。
検索画面が出てくるので、オススメしたい本のタイトルなどを入力して探します。
オススメしたい本を選択すると、本の要約の下に100文字以内であなたの感想を入力する欄が出てきます。
入力しないとオススメ本として登録できないことにハードルの高さを感じるかもしれませんが、これくらい語彙力のない感じでもきっと大丈夫です(笑)
感想を入力した後、「この内容で保存」をタップすると、あなたのオススメ本として登録されます。
オススメの本は複数冊設定可能です。私は、当ブログでも紹介した以下の3冊を登録しています。
・『No Call No Life』 | 壁井ユカコ著
・『遺体と火葬のほんとうの話』 | 佐藤信顕著
・『猫にGPSをつけてみた: 夜の森半径二キロの大冒険』 | 高橋のら著
他のユーザーのオススメ本をチェック
すれ違ったユーザーのオススメ本の情報は、アプリのタイムラインタブから確認することができます。
私が都内を生活拠点にしているからということもあるかもしれませんが、1時間とかからない通勤時間の間にも結構いろんな本の情報がゲットできます。
ちなみに本の画像をタップすることでその書籍の要約やすれ違ったユーザーからのオススメコメントが閲覧でき、
ハート型のボタンを押すことで”読みたい本”としてアプリ内に登録しておくことができます。
“読みたい”した本を振り返る
すれ違ったユーザーから届いたオススメ本を”読みたい”登録した後は、その一覧を読みたい本タブから見返すことができます。
taknalがリリースされてまだ日が浅いアプリであることもあり、メジャーな作家や作品、過去に流行ったものなどまだまだ登録されている本が限られているという側面はありますが、
それでもすれ違いで出会える本は、これまで自分だけではリーチできなかったものもきっとあるはずです。
今後taknalが他のサービスなどと連携して、より多くの本の情報を仕入れることができるようになることに期待したいですね。
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taknal(タクナル)で新しい本と出会おう
というわけで、ここまで”taknal(タクナル)”というアプリを紹介して来ました。
利用する上で以下の2点だけ注意が必要ではありますが、
・アプリ内でオススメできる本がまだ限られている
・アプリを使用するためには位置情報をオンにしなければならない(送受信されるのは本の情報のみではありますが)
今後のサービス拡充・開発状況に期待しつつ、新たな本との出会いを楽しみたいところです。
“taknal(タクナル)”のアプリが気になったよ、という方はぜひ下記のリンクからダウンロードしてみてくださいね。
この記事を書いた人:藤代あかり(@akari_fujishiro)